サトレストランがタイで合弁設立、5年で8店出店目指す

サトレストランがタイで合弁設立、5年で8店出店目指す

 外食のサトレストランシステムズは8月21日、タイ・バンコク市内でタイの財閥大手サハグループおよび日本食レストランを展開する日本亭グループと合弁会社「日本亭サト」を設立することで契約を締結した。   

  「日本亭サト」の資本金は6000万バーツで、出資比率は運営を主導する日本亭グループが61%、サハグループが20%、サトレストランシステムズが19%。この「日本亭サト」がタイ事業を手掛け、サハグループが東部チョンブリ県シラチャーに開発した商業施設「Jパーク」で10月18日に第1号店を開業する。

    それ以降は、1店当たり3000万バーツ(約1億円)を投じて年1店を開設していく計画で、5年内に年商2億バーツとすることを目指す。向こう5年で「和食さと」を最低8店出店する目標を掲げている。

 「和食さと」の中核商品である、しゃぶしゃぶ食べ放題メニュー「さとしゃぶ」を目玉として売り出すほか、タイの消費者の嗜好に合った新メニューも投入する。