資金洗浄違反12年で200億円超に ミャンマー
洗浄資金(マネーロンダリング)に関する法律に違反したとして、ミャンマー政府が差し押さえた資金が、過去12年で2000億チャット(約214億円)に達することが分かった。同国でこのほど発足した「反資金洗浄中央会議」が明らかにしたもの。現地紙セブンデーが報じた。
報道によると、2002年から14年2月までの12年間に同国の反洗浄資金法に違反した事件は70件を超え、2000億チャットを超える資金を押収した。主に麻薬や人身売買、違法な骨董品の売買から得られた資金だという。
ミャンマーでは反資金洗浄法に違反すると、懲役10年~無期懲役の処罰が科せられる。