従業員3割・6000人削減 マレーシア航空が経営再建策

従業員3割・6000人削減  マレーシア航空が経営再建策

経営が悪化しているマレーシア航空の最大株主の政府系投資会社カザナ・インターナショナルは8月29日、従業員約2万人の3割に当たる6000人を整理・縮小して、アジアに集中させることなどを柱とした経営再建策を発表した。

マレーシア航空は2011年から通期で3年連続で赤字続いているほか、今年3月の旅客機消息不明問題や7月の撃墜事件で、乗客数の落ち込みが目立っていた。このため上場廃止して国有化したうえで、18~20年に再上場を目指す。