新日鉄住金 インド自動車用冷延鋼板工場の開所式
新日鉄住金とタタスチールは9月1日、5月から営業運転を開始した両社のインドにおける合弁会社、自動車用冷延鋼板の製造・販売を手掛ける「JCAPCPL(ジェイカップシーピーエル)」の開所式を執り行った。開所式には新日鉄住金の宗岡正二会長、タタ・グループのサイラス・ミストリー会長など両社首脳はじめ、政府や銀行関係者、自動車メーカーの幹部の需要家ら500人超が出席した。
インド東部ジャールカンド州ジャムシェドプールに建設された新工場の生産能力は年間60万㌧。日系を含むインド国内自動車メーカーの高級鋼板需要に対応する。合弁会社JCAPCPLの資本金は93億ルピー(約158億円)で、出資比率はタタスチール51%、新日鉄住金49%。総投資額は220億ルピー(約370億円)。