北朝鮮による拉致の可能性ある行方不明者883人

北朝鮮による拉致の可能性ある行方不明者883人

日本の警察庁は9月2日、北朝鮮による拉致の疑いが排除できないとして捜査・調査を行う行方不明者として23人増え、883人になったと発表した。今年6月以降、家族らが全国の警察に相談や届け出を行ったもので、古屋圭司国家公安委員長は同日の記者会見で、「日朝協議が進み、関心が高まったことが背景にある」と述べた。また、同庁はDNA型鑑定試料の採取状況も発表し、これまでに643人について終えたことを明らかにした。