汚職容疑のエネ鉱相辞任 後任は経済調整相が兼務か

汚職容疑のエネ鉱相辞任 後任は経済調整相が兼務か

インドネシアの汚職撲滅委員会(KPK)が9月3日、汚職容疑を公表したエネルギー鉱物資源相のジェロ・ワチック容疑者が5日、ユドヨノ大統領に辞意を伝え、認められた。大統領報道官によると、次期政権が10月20日発足するが、その間空席にせず、ユドヨノ大統領が今週中に後任を決める。ハイルル経済調整相に兼務させる案を軸に検討が進められているという。地元メディアが報じた。

ジェロ・ワチック容疑者は予算の不正流用や民間企業からの賄賂などで計99億ルピア(約8830万円)を得たとして、汚職撲滅法違反と職権乱用罪などの容疑を公表された。ただ同容疑者は、認否は明らかにしていない。