富士通11月にインド・バンガロールでスパコン拠点開設

富士通 11月にインド・バンガロールでスパコン拠点開設

富士通は11月にインド・バンガロールで、スーパーコンピューターによる高度情報処理研究開発拠点「Fujitsu HPC Competency Center」を開設する。インドにおいてICTベンダーが開設する初の施設で、富士通にとっては世界で5番目のセンターとなる。同社がインド・デリーで開催した「Fujitsu World Tour 2014」で、インドのHPC(High-Performance Computing)市場におけるビジネス拡大戦略の一環として明らかにしたもの。このため、カスタマーサービス向上、商談対応、パートナーシップの構築、社員教育への投資も計画している。

同社は今後インドにおいて、高度な医療品開発、石油探索のための地震工学、自動車設計、ものづくり、航空工学、先端的理論の数学モデリング、化学および物理工学の構築、高精度な天気予報など幅広い分野でHPC需要が増大すると予測している。