ソニー初の無配 スマホ不振 赤字拡大2300億円

ソニー初の無配  スマホ不振  赤字拡大2300億円

ソニーは9月17日、スマートフォンの販売不振などにより、2015年3月期の連結営業損益が400億円の赤字に転落する見通しになったと業績予想を下方修正した。従来は1400億円の黒字予想だった。最終(当期)損益も、赤字幅が従来予想の500億円から2300億円に拡大する。この結果。株主への年間配当を見送ることを決めた。同社の無配は1958年の上場以来、初めて。国内外でスマホ事業に携わる従業員の15%にあたる約1000人を2015年3月までに削減する方針も明らかにした。