エースコック ミャンマー向け高価格帯の即席麺第1弾

エースコック ミャンマー向け高価格帯の即席麺第1弾

即席麺大手のエースコック(大阪府吹田市)はミャンマー向けに企画・開発した即席麺の第1弾商品「ハナ チキン シージェーカワソエ」を売り出した。同国で親しまれている鶏肉入り油そばを再現。ノンフライ麺で、湯戻しすれば生麺に近い食感を楽しめる。液体スープを添え店で食べる味に近付けた。袋入り製品はベトナムで生産する。店頭想定価格は600チャット(約65円)と現地の標準的な即席麺の約3倍。まず高価格帯品でブランドイメージの定着を目指す。

エースコックは4月にミャンマーの最大都市ヤンゴンに支店を開設。2017年にも十数億円を投じてミャンマーに新工場を建設する計画だ。今回売り出した新商品を今後3カ月かけて10万人以上に試供品を提供、フェイスブックを使った情報発信などにも取り組み、認知度を高めるるとともに、現地ニーズに合った商品を順次開発し売り出していく。