タイの地場系日本食レストラン 東南アで相次ぎ事業拡大
タイの地場系大手の日本食レストランチェーン「富士」を展開するフジグループが、相次ぎ東南アジア諸国連合(ASEAN)での事業拡大路線を打ち出している。年内にもカンボジアとベトナムに出店する計画を明らかにした。プラチャート・トゥラキットの最新号が報じた。
同社はすでにミャンマーとラオスに「富士」を2店舗ずつ開設済みだ。今後はインドネシアとマレーシアにも出店し、将来的には東南アジア10カ国を網羅する計画という。このほか、フジグループは日本でタイ料理レストラン「バンコクキッチン」を10カ所以上で運営している。NNAが報じた。
ASEAN経済共同体(AEC)の発足を来年に控え、老舗日本食レストランチェーンのアジア全域を見据えた出店戦略が注目される。