バンテン州がルバック県に工業団地の開発を検討

バンテン州がルバック県に工業団地の開発を検討

インドネシアのバンテン州は、まだあまり開発の進んでいないルバック県で、工業団地の開発を検討していることが分かった。バンテン州地方開発局がこのほど経済紙ビスニス・インドネシアに明らかにした。同局によると、工業団地開発の予定地となっているのが、セラン県の南にあるチカンデとルバック県の県境付近だ。

ルバック県の最低賃金は月149万ルピア。これに対し、開発が進んでいるセラン市(219万ルピア)はじめ、南タンゲラン市(244万ルピア)、チレゴン市(244万ルピア)、タンゲラン県(244万ルピア)と比べれば一目瞭然。ルバック県は大幅に低い。したがって、人件費が安い分、コスト競争力があるとみられている。

ただ、ルバック県は州の水源になっており、開発できる地域には限界がある。また、同国における近年の最低賃金の異常ともいえる上昇ぶりをみると、この賃金面の優位がいつまで続くか疑問視され、投資を決めた企業はまだないという。