「ハラル食」提供の大学食堂増 イスラム圏留学生急増で
インドネシアやマレーシアなどイスラム圏からの留学生の急増を受けて、大学の学生食堂でイスラム教の戒律に従った「ハラル食」を提供したり、授業の合い間などにお祈りができる礼拝スペースを設けたりする大学が増えている。
イスラム圏からの留学生にとって、まず最初に悩まされるのは「食」だ。果たしてこのメニューには豚肉由来の、そしてアルコール分は含まれていないのか?の心配だ。そんな留学生の心理に配慮したものだ。生活の基本である食について安心できれば留学生活は充実するというわけだ。
学生食堂のハラル食の一部を挙げると、神田外語大の食堂ではうどん(216円)、エビの天ぷら(162円)、白身魚のからあげ(194円)、埼玉大はイエローチキンカレー(518円)、チキントマトソース(432円)、チキン照り焼き(345円)、チキン竜田丼(378円)、名古屋工業大はイエロービーフカレー(518円)、イエローチキンカレー(518円)などを提供している。