タイのコメ輸出 インドを抜き再びトップに
市場調査会社の米IHSは10月9日、2014~15年のタイのコメ輸出量が、インドを抜き再びトップになるとの見通しを明らかにした。バンコクポスト電子版が報じた。
IHSによると、2014~15年のタイのコメの輸出量は1000㌧に達する見通しで、インドの840万㌧、ベトナムの660万㌧を抜き再び首位に返り咲く見込みだ。インドでモンスーンの時期が遅れていることや、タイ・インラック前政権が実施した「コメ担保融資制度」による米価上昇が和らいできたことなどが背景にある。タイ政府は現在、大量の備蓄米放出に向けた解決策を模索中で、今後輸出は増加する見通しだ。NNAが報じた。