三菱重工 シンガポールで廃棄物発電の改造工事受注
三菱重工グループは10月23日、シンガポールのセノコ地区の廃棄物施設「Senoko Waste-to-Energy Plant(SWTE)」の改造工事を受注したと発表した。ストーカー式燃焼炉の設備の廃棄物燃料受け入れ能力を10%強拡大する措置を講じるもので、工事完了は2016年度第二四半期を予定している。
今回の改造は、同社のシンガポール現地法人Mitsubishi Heavy Industries Engineering&Services Private Ltd.を通じてシンガポールの代表的な政府系インフラ企業ケッペル社(Keppel Infurastructure Holdings Pte.Ltd.)の傘下企業、Keppel Seghers Engineering Singapore Pte.Ltdから受注したもの。中核工事は三菱重工の100%子会社の三菱重工環境化学エンジニアリングが受け持つ。