日本電産 シンガポールのSVプローブ社の全株式取得
日本電産(京都市南区)の子会社の日本電産リードは8月21日、シンガポールのエプリシス社の100%子会社でプローブカードメーカー、SVプローブ社の株式を100%取得することで合意した。取得価額は6,500万米㌦。10月末クロージングの予定。
SVプローブ社は半導体検査用プローブカードの製造会社として1994年に米国で設立され、日本やシンガポール、台湾、中国、ベトナムなどに拠点を展開している。
今回の買収により日本電産リードは半導体検査用プローブカードの事業を獲得することができ、SVプローブ社は日本電産リードの独自技術、MEMSスプリング・プローブを垂直型プローブカードに適用することで、市場競争力を高めることやシナジー効果が見込まれる。