日本工営JV4社でバングラ国際空港拡張事業を受注
日本工営(東京都千代田区)は、バングラデシュのハズラット・シャージャラール国際空港拡張事業に係る設計・施工・監理業務を、日本工営をはじめとする4社のJV(共同企業体)で受注した。
JVは日本工営(幹事)、オリエンタルコンサルタンツグローバル、CPG Consultants Pte Ltd、Development Design Consultants Ltdの4社。サービス期間は61カ月。契約額は約46億円(うち日本工営分約22億円)。総事業費は約1920億円(予定)。実施機関はバングラデシュ国民間航空局。
今回拡張事業を行うハズラット・シャージャラール国際空港は、同国内で離発着する国内・国際線の約75%が利用しており、同国の社会経済活動を支える基幹インフラとして重要な役割を担っている。
今回の事業は円借款によるもので、2022年8月の供用開始が予定されている。国際線旅客ターミナルや貨物ターミナルの新設等により、年間対応旅客数約1200万人(同空港の現状処理能力は最大800万人)へ旅客処理能力の拡大が見込まれている。