北陸電 マレーシアLNG社と売買契約締結 火力発電用

北陸電 マレーシアLNG社と売買契約締結 火力発電用

北陸電力は2018年11月の富山新港火力発電所LNG1号機の運転開始に向け、2015年5月にマレーシアLNG社とLNG調達に関する基本合意書に調印していたが、このほど詳細条件について合意し、マレーシア・クアラルンプールでLNG売買契約を締結した。
契約期間は2018年3月から2028年3月まで。契約数量は年間最大6隻(約38万㌧)。受渡条件は本船着桟渡し(DES)。

ベルシステム24 ベトナムコンタクトセンターへ出資

ベルシステム24 ベトナムコンタクトセンターへ出資

ベルシステム24(東京都中央区)は、ベトナムのコンタクトセンター大手Hoa Sao Group Joint Stock Company(本社:ハノイ、以下、Hoa Sao)の株式49%を取得、多国籍企業のベトナムマーケット進出支援やオフショアニーズへの対応を視野に、ベトナムにおいてコンタクトセンター事業を開始する。
Hoa Saoは現在1500ブース、約3000人のオペレーターを擁し、ベトナム国内8拠点において国内外企業向けにコンタクトセンター事業をはじめとする各種アウトソーシングサービスを展開している。

MHPS 中国原発に納入のタービンの回転上昇試験終了

MHPS 中国原発に納入のタービンの回転上昇試験終了

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、中国の三門原子力発電所1号機および海陽原子力発電所1号機に納入したタービン発電設備の回転上昇試験を無事終了した。加圧水型軽水炉(PWR)の二次系(タービン系)における重要な試験項目の一つだ。
今後は両発電所とも、燃料装荷試験や各種負荷試験などを実施し、2017年後半の運転開始を予定している。
回転上昇試験は、タービンの安全性を確認しながら段階的に回転数を上げていき、最終的に定格回転数(毎分1500回転)で約1時間運転し、各運転段階においてタービンおよび発電機の運転に問題がないことを確認するもの。
今回の試験では特に、第3世代PWRの初号機を導入した三門1号機における試験の結果が、世界の原子力発電業界にとって重要なベンチマークとして注目されていた。

グローバルキッズ 越ハノイ大学と産学連携の覚書

グローバルキッズ  越ハノイ大学と産学連携の覚書

グローバルキッズ(東京都千代田区)は、ベトナムの国立ハノイ大学および、同大学学長の直属組織、ベトナム日本コラボレーションセンター(以下、JVCC)と協力して、ベトナムおよび日本における就学前の保育と教育について調査、研究を行うため、産学連携に関する覚書を締結した。
今後はJVCCと連携し、ベトナムにおける保育士育成カリキュラム等の研究や実践講座について検討を進め、①JVCCで保育支援員育成短期講座の開設②JVCCでの幼稚園教諭および保育士育成講座の開設③上記講座履修者の就労支援④ハノイ大学幼稚園教諭履修学部創設時の協力支援-について検討していく方針。

三菱電機 香港ハッピーバレー競馬場に大型映像装置

三菱電機 香港ハッピーバレー競馬場に大型映像装置

三菱電機は香港競馬会ハッピー競馬場(香港湾仔区)向けに大型映像装置「オーロラビジョン」を納入した。スクリーンサイズは縦6.08㍍×横53.76㍍、約326.9平方㍍(2130型)。
更新前と比較し、表示解像度が約3.5倍(画素数:縦約1.5倍、横約2.3倍)、コントラストが約1.5倍に向上し、オッズ情報やレースの模様が見やすくなり、鮮明な映像がレースをさらに盛り上げる。

ヤマハ 比での二輪車生産9年目で累計100万台達成

ヤマハ 比での二輪車生産9年目で累計100万台達成

ヤマハ発動機のフィリピンにおける現地法人Yamaha Motor Phillipines Inc(以下、YMPH)設立からの二輪車生産台数が12月1日、累計100万台に到達した。この節目を記念し、バタンガス州のYMPHで約800名が出席し記念式典を行った。
フィリピンでは堅調な経済成長を背景に、二輪車市場が近年拡大傾向にあり、2016年の総需要は前年比21%増の約103万台、同社の販売量は総需要の伸び率を大幅に上回る同37%増の26万台となる見込み。

大和総研BI ベトナムFPTとクラウド活用支援で協業

大和総研BI ベトナムFPTとクラウド活用支援で協業

大和総研ビジネス・イノベーション(東京都江東区、以下、大和総研BI)とFPTコーポレーション(ベトナム・ハノイ、以下FPT)はIoTビジネス向けクラウド活用支援サービスで協業する。
今回両社は今後、拡大が予想されるIoT向けシステム市場で、大和総研BIの業務分析技術とFPTのクラウドプロフェッショナルサービスを組み合わせ、IoTビジネス分野における企業のクラウド活用支援サービスを展開することで合意した。
これにより、新規パブリッククラウド活用支援(実現検証)や既存システムのマイグレーション支援(費用対効果の検証)、またパブリッククラウド活用後のハイブリッド化やオンプレミス化の計画支援(損益分岐点の試算)等を提供していく。

メック タイに化学薬品製造・販売子会社設立を検討

メック タイに化学薬品製造・販売子会社設立を検討

メック(兵庫県尼崎市)は、タイで電子基板製造過程で幅広く使用されている化学薬品の製造・販売を手がける子会社を設立することで検討に入った。
新会社は「MEC Thailand」(仮称)で、同社が100%出資する。設立時期は2018年1月の予定。
近年、東南アジア地区において情報通信機器をはじめデジタル家電や車、医療検査器具等のエレクトロニクス機器に用いられる電子基板の製造工程で使用されている化学薬品の需要増加に対応する。

西鉄、阪急不 ベトナム分譲プロジェクト第3号始動

西鉄、阪急不 ベトナム分譲プロジェクト第3号始動

西日本鉄道(福岡県中央区)と阪急不動産(大阪市北区)は、ベトナム南部の大手住宅デベロッパー、ナムロン インベストメント コーポレーション(ホーチミン市)とともに、ベトナム・ホーチミン市で分譲住宅事業として第3号案件となる「KIKYO RESIDENCE(キキョウレジデンス)プロジェクト」に着手する。
同プロジェクトは、234戸の分譲マンションと110戸の分譲戸建て住宅からなる複合開発物件。マンション事業に西鉄、阪急不動産、ナムロン インベストメントの3社、戸建て住宅事業に西鉄、ナムロン インベストメントの2社が参画する。
3社のプロジェクトは第1号案件の分譲マンション「フローラアンダオ」、第2号案件の分譲マンション・戸建て住宅「フジレジデンス」に続くもの。2015年4月に販売開始した第1号案件はすでに完売しており、16年6月に販売開始した第2号案件も順調に進捗している。
第3号案件の敷地面積は5万3129平方㍍、総事業費は約7400億ベトナムドン(約34億円)。建設地はホーチミン市9区で、近接するロンタンハイウェイはホーチミン市中心街と新国際空港が計画されているドンナイ省とを東西に結ぶ高速道路。周辺には多くの工業団地や大学が集積している。ホーチミン市・CBD地区まで車やバイクで約15分の距離にある、利便性の高い好立地にある。

日立造船 タイWPP社からごみ焼却発電プラント受注

日立造船 タイWPP社からごみ焼却発電プラント受注

日立造船(大阪市住之江区)はこのほど、タイで再生可能エネルギープラントのエンジニアリング業務を手掛けているKPN Green Energy Solution Co.,Ltd.(タイ、以下KPN社)とコンソーシアムを組んで、タイで2件目となる、ごみ焼却発電プラント(ストーカ式焼却炉476㌧/日、発電出力7900KW)を同国のWPGE Phetchaburi Co.,Ltd.(以下WPP社)より受注した。
建設地はタイ・ペッチャブリ県タラン地区。納期は2019年2月。日立造船は設計および火格子等の主要機器供給に加え、現地での据付および試運転のスーパーバイザーを派遣する。
今回のプラントはこれまで埋め立て処理していた都市ごみを衛生的かつ安全に焼却するだけでなく、7900KWの発電設備を備え、同国の高まるエネルギー需要に応える。