西鉄、阪急不 ベトナム分譲プロジェクト第3号始動

西鉄、阪急不 ベトナム分譲プロジェクト第3号始動

西日本鉄道(福岡県中央区)と阪急不動産(大阪市北区)は、ベトナム南部の大手住宅デベロッパー、ナムロン インベストメント コーポレーション(ホーチミン市)とともに、ベトナム・ホーチミン市で分譲住宅事業として第3号案件となる「KIKYO RESIDENCE(キキョウレジデンス)プロジェクト」に着手する。
同プロジェクトは、234戸の分譲マンションと110戸の分譲戸建て住宅からなる複合開発物件。マンション事業に西鉄、阪急不動産、ナムロン インベストメントの3社、戸建て住宅事業に西鉄、ナムロン インベストメントの2社が参画する。
3社のプロジェクトは第1号案件の分譲マンション「フローラアンダオ」、第2号案件の分譲マンション・戸建て住宅「フジレジデンス」に続くもの。2015年4月に販売開始した第1号案件はすでに完売しており、16年6月に販売開始した第2号案件も順調に進捗している。
第3号案件の敷地面積は5万3129平方㍍、総事業費は約7400億ベトナムドン(約34億円)。建設地はホーチミン市9区で、近接するロンタンハイウェイはホーチミン市中心街と新国際空港が計画されているドンナイ省とを東西に結ぶ高速道路。周辺には多くの工業団地や大学が集積している。ホーチミン市・CBD地区まで車やバイクで約15分の距離にある、利便性の高い好立地にある。