ホシザキ ベトナム・ホーチミン市に子会社設立

ホシザキ ベトナム・ホーチミン市に子会社設立

ホシザキ(愛知県豊明市)はベトナム・ホーチミン市に100%出資による子会社「HOSHIZAKI VIETNAM CORPORATION」を設立した。
現在ベトナムでは代理店経由で製氷機、業務用冷蔵庫を中心に販売しているが、今後、飲食産業と観光産業の一層の成長と需要が見込まれるため、子会社を設立し事業拡大を図っていくことになった。新会社の資本金は180万米㌦。
ホシザキはこれまでに中国(上海市)、シンガポール、台湾、韓国、インドネシア、タイ、マレーシアに販売子会社、中国(江蘇省蘇州および徳清県)に製造子会社をそれぞれ設けている。

山田コンサルティングG タイで現地法人と子会社設立

山田コンサルティングG タイで現地法人と子会社設立

山田コンサルティンググループ(東京都千代田区)は、連結子会社の山田ビジネスコンサルティングがタイで子会社を設立すると発表した。
新会社「YBC&Spire(Thailand)Co.,Ltd.」の資本金は500万タイバーツ(約1500万円)、設立は10月21日(予定)。出資比率は山田ビジネスコンサルティング(日本法人)49%、金融機関系投資会社(タイ法人)51%。
タイおよび周辺国への進出支援、海外戦略構築支援業務、タイおよび周辺国に関するリサーチ業務、既進出企業に対する現地法人改善業務などを担う。

鴻池運輸 タイで自動車用鋼材物流の合弁会社

鴻池運輸 タイで自動車産業用鋼材物流の合弁会社

鴻池運輸は10月19日、タイのJ.Transport Co.,Ltd.(以下JTC)とLand Transport Co.,Ltd.(以下LTC)、KONOIKE-SOTUS VENTURE CO.LTD.と共同で合弁会社を設立すると発表した。
新会社「Konoike J.Transport(Thailand)Co.,Ltd.」の資本金は4億タイバーツ(約11億6,000万円)。11月設立予定。出資比率は鴻池運輸49.0%、J.Transport34.0%、Land Transport15.0%、KONOIKE-SOTUS VENTURE2.0%。
自動車産業の集積地かつ中心地のタイ・ラヨーン地区で、高い成長が見込まれるエンジニアリングや保全業務、鋼材需要に応える。

三菱ガス化学 インドネシアのアンモニア事業に参画

三菱ガス化学 インドネシアのアンモニア事業に参画

三菱ガス化学(東京都千代田区)は、インドネシアで三菱商事が投資目的会社を通じて出資する現地資本とのアンモニア製造合弁会社のパンチャ・アマラ・ウタマ(以下PAU)のプロジェクトに参画することで合意した。
三菱ガス化学は2015年7月末にアンモニアの生産を停止したが、生産停止後は外部調達により、アンモニアの外販および誘導品の製造を継続している。
今回の当該事業への参画により、アンモニアの安定的な調達を図るとともに、インドネシアの天然ガスを主原料としてアンモニアを製造するPAUの安定経営に貢献する。
PAUの工場所在地はインドネシア・スラウェシ島バンガイ県、アンモニア生産量年間約70万㌧、総事業費8.3億米㌦、2017年末運転開始の予定。

ブラザー ベトナムの工業用ミシン事業の体制強化

ブラザー ベトナムの工業用ミシン事業の体制強化

ブラザー工業は10月1日付で、ベトナムにおける工業用ミシン事業の販売・サービス機能を変更し、販売体制を強化した。
ブラザーグループではベトナムにおける工業用ミシンの販売は、これまで香港のブラザーマシナリー(アジア)(以下BMA)から行っていたが、工業用ミシン販売・サービス機能の一部をブラザーインターナショナル(ベトナム)(以下BICV)へ移管した。
今回の変更により、BMA管轄のホーチミン、ハノイ各駐在員事務所はBICVへ統合される。

プラスチック製品のニックス タイに子会社設立

プラスチック製品のニックス タイに子会社設立

プラスチック製品を主力に手掛けるニックス(横浜市西区)は、アジア地域の市場拡大および主要顧客ニーズの多様化に対応するため、タイに全額出資による子会社を設立したと発表した。
新会社「NIX(THAILAND)LTD.」の資本金は1,200万タイバーツで、工業用プラスチックファスナー、マガジンラックなどの製造、販売輸出入などを手掛ける。11月1日から営業開始する予定。

一正蒲鉾 インドネシア・ボゴール市に新工場竣工

一正蒲鉾 インドネシア・ボゴール市に新工場竣工

一正蒲鉾(新潟市)は、インドネシアの水産農産加工品の製造販売会社PT KELOLA MINA LAUTとの合弁会社PT KML ICHIMASA FOODSの工場を西ジャワ州ボゴール市に建設し、10月10日に竣工した。
合弁会社の資本金は337万5,000米㌦で、出資比率は一正蒲鉾40%、PT KELOKA MINA LAUT60%。敷地面積は約1万2,000平方㍍。新工場ではかに風味蒲鉾を生産する。工場の延床面積は約6,600平方㍍(一部2階建て)、従業員数約120名、生産能力は年間2,000㌧。

日立物流・SGHD 東南アでクロスボーダー混載輸送

日立物流・SGHD 東南アでクロスボーダー混載輸送

日立物流(東京都江東区)とSGホールディングス(京都市)は、両社の海外事業会社、「日立物流バンテック(タイ)」と「佐川急便ベトナム」の共同配送により、10月20日からタイ~ベトナム間のクロスボーダートラック混載輸送サービスを開始した。
この連携により、海上輸送では集荷~指定場所への配送まで8営業日かかるところ、クロスボーダートラック混載輸送により4営業日での配達が可能となる。
今回、タイ・ラオスの国境に両社の貨物積み替え拠点を設け、日立物流バンテック(タイ)がタイ国内輸送を、佐川急便ベトナムがベトナム国内およびベトナム・ラオス間輸送を担う新たな共同配送ルートを確立。タイ・ラオス国境でコンテナごとそれぞれの車両へ積み替え、新たな貨物を載せた車両が各社の拠点まで輸送する。

清水建設 ベトナムの枯葉剤汚染土壌を無害化へ

清水建設 ベトナムの枯葉剤汚染土壌を無害化へ

清水建設はこのほど、ベトナムから日本に持ち帰ったダイオキシン汚染土壌、いわゆるベトナム戦争時の枯葉剤汚染土壌に対する、同社の土壌洗浄技術の有効性を確認する土壌洗浄実験を実施。
その結果、ベトナムの汚染土壌の大半を占めるとみられる汚染レベル、20,000pg-TEQ/gの汚染土壌については、ダイオキシンの除去率が95%となり、洗浄した土壌のうち7割程度を再利用可能な1000pg-TEQ/g未満の浄化土に再生できることを確認した。
ベトナムでは、ベトナム戦争時の大規模かつ広域にわたる枯葉剤散布により、現在も汚染土壌がダナン、ビエンホア、フーカットなどの南部を中心に28カ所確認されている。

日本トムソン 中国のベアリング会社を子会社化

日本トムソン 中国のベアリング会社を子会社化

ニードルベアリングなどの日本トムソン(東京都港区)は10月17日、ベアリング製造販売などの優必勝(上海)精密軸承製造有限公司(以下UBC上海)の持分を取得し、同社および同社子会社の優必勝(蘇州)軸承有限公司(以下UBC蘇州)を子会社化すると発表した。
譲渡は2017年1月の予定。これにより、日本トムソンは全株式の75%を保有する。