JIC ベトナムにケイ酸カルシウム保温材工場を建設
日本インシュレーション(大阪市中央区、JIC)はベトナムに設立した100%子会社ジェイアイシーベトナム有限会社を事業主体として、新たにケイ酸カルシウム保温材製造工場を建設し、生産を開始した。
工場建設地はアンザン省フータン県タンチュン村の工業地区で、ホーチミン市から西へ約150㌔㍍にある。
JIC ベトナムにケイ酸カルシウム保温材工場を建設
日本インシュレーション(大阪市中央区、JIC)はベトナムに設立した100%子会社ジェイアイシーベトナム有限会社を事業主体として、新たにケイ酸カルシウム保温材製造工場を建設し、生産を開始した。
工場建設地はアンザン省フータン県タンチュン村の工業地区で、ホーチミン市から西へ約150㌔㍍にある。
金型のパンチ工業 ベトナム子会社工場が稼働開始
金型用部品の製造販売を手掛けるパンチ工業(東京都品川区)の100%子会社PUNCH INDUSTRY MANUFACTURING VIETNAM CO.,LTD.(以下ベトナム工場)が、このほど正式に稼働開始した。
ベトナム工場の所在地はビンズン省で、資本金は800万米㌦(約8億円)。金型部品の製造を手掛ける。敷地面積約1万平方㍍、建屋面積は約3,200平方㍍。
同工場がある工業団地はインフラ整備も進み、ベトナム政府による進出支援もあって、長期にわたる持続的な発展が見込まれている。また、ベトナムは東南アジアにおける金型市場の中でも、大きな成長のポテンシャルを有する有望な市場だ。
パンチ工業は今回の同工場の稼働開始を、グループのグローバル戦略の中の重要な布石と位置付け、強みとする製販一体によるビジネスモデルをさらに発展させていく。
三井物産・東京建物 シンガポールの再開発事業参画
三井物産と東京建物は10月4日、シンガポールの複合オフィスビル再開発事業に参画すると発表した。同国の大手不動産開発、アセンダス・シンブリッジ・グループと合弁会社を設立し、金融機関などが集積する「タンジョンパガー」地区でビルを解体し、商業施設も含む地上約30階の複合オフィスビルを2020年に竣工する予定。総事業費約750億円。合弁会社の資本金は約280億円で、アセンダスが65%、三井物産が20%、東京建物が15%それぞれ出資する。
富士通 パソコン事業を中国レノボと統合で最終調整
富士通はパソコン事業を、中国のレノボ・グループと統合する方向で最終調整に入った。レノボが過半を出資する形で両社が事業を統合する。10月末の合意を目指す。
富士通は今年2月にパソコン事業を分社化し、子会社を設立している。この子会社にレノボが過半を出資するか、合弁会社を新たに設立するかを調整している。
富士通は世界最大のパソコンメーカーのレノボとの部品の共同調達でコストを削減し、不採算事業の再生を図る。
ADEKA ベトナム・ホーチミンに駐在員事務所設置
ADEKA(東京都荒川区)はグローバルビジネスの更なる拡充・強化のため、ベトナムホーチミン市に駐在員事務所を設置し、10月から業務を開始した。
同社はすでにASEAN地区において、シンガポール、マレーシア、タイで事業を展開しているが、ベトナムにおいても化学品・食品事業の業容拡大と事業基盤の強化を目指して、新たなビジネスチャンス発掘のための市場調査等に取り組んでいく。
グッドパッチ 台湾に子会社設立 海外2カ所目
グッドパッチ(東京都渋谷区)は、海外拠点として台湾に子会社「グッドパッチ台湾」を設立した。プロトタイピングツール「Prott(プロット)」の海外展開を加速する。グッドパッチの海外拠点はドイツ・ベルリンに続き2カ所目。
Prottは誰でも簡単に使えるプロトタイピングツール。デザイナー、エンジニア、ディレクターといった職種を問わず、チームのコミュニケーションを円滑にする。日本語をはじめ英語、繁体字にも対応しているため、世界140か国以上で利用されている。
ブイキューブ タイに現地法人設立しASEAN展開強化
ブイキューブ(東京都目黒区)はこのほど、タイに現地法人V-cube(Thailand)Co.,Ltd.を設立した。これにより、タイで利用が広がっているビジュアルコミュニケーションサービス「V-CUBE」を軸としたタイでのサービス展開と顧客サービス強化していく。
タイでは販売パートナー8社との連携により、これまで国立大学、ITリテール企業、IT企業など教育機関や現地企業、官公庁の数十社に「V-CUBE」が導入されており、進出が進む日系企業や現地企業の顧客のビジネスの効率化に貢献する。
三菱化学 ベトナムに機能性樹脂事業の拠点設置
三菱化学(東京都千代田区)はこのほど、機能性樹脂事業のアジア地域の拠点をベトナムに決め、10月初旬に全額出資子会社のADVANCED PLASTICS COMPOUNDS SINGAPORE社が、ホーチミン市にベトナム駐在員事務所を開設する。
産業資材分野の市場拡大が著しいベトナムやその他周辺諸国の市場への販売を加速させるのが狙い。
開設するのは「APCO SINGAPORE HCMC OFFICE」。PVCコンパウンド、熱可塑性エラストマー樹脂のマーケティングなどを行う。
同拠点の開設により、三菱化学の機能性樹脂事業の拠点は15カ国24拠点となる。
センコー ミャンマーで3温度帯物流センター稼働
センコーはミャンマーに初進出し、10月4日から3温度帯(冷凍・冷蔵・常温)物流センターを稼働させた。同社は3月にミャンマー国内で物流事業を担うSingapore Myanmar Investco社(本社シンガポール、以下SMI)と合弁でSMI-SENKO PTE Ltd(本社シンガポール)を設立。翌4月に同社100%出資子会社として設立したSENKO SMI Myanmar Co.,Ltd.が新物流センターを運営する。
同センターの延床面積は2,850平方㍍(うち事務所50平方㍍)で、運営会社SENKO SMI Myanmar Co.,Ltd.の資本金は125万米㌦。
ヤンゴン市内の同センターはヤンゴン国際空港から約4㌔㍍の距離に位置し、航空機で輸入される商品保管に最適な立地にある。センター内の設備や配送車両には、センコーグループのランテックが持つ最先端の冷凍・冷蔵物流技術とノウハウを導入。日本流のサービスを提供することで、ミャンマーの食の安全にも寄与していく考え。
東京ガス タイで天然ガス火力発電事業へ参画
東京ガス100%出資会社の東京ガスアジア社はこのほど、タイで天然ガス火力発電所「バンボー発電所」を所有・運営するイースタンパワー&エレクトリックカンパニー社の株式28%を、トタルガス&パワータイランド社から取得した。東京ガスが東南アジアで発電事業へ参画するのは初めて。
バンボー発電所は首都バンコクより南東約50㌔㍍のサムットプラカーン県バンボー郡に位置する出力35万KWのガスタービンコンバインドサイクル発電方式の発電所。タイ発電公社との間で2023年までの長期売買契約を締結しており、安定した収益が期待できる。