トレーディア ベトナム・ホーチミンに合弁会社設立
国際物流を手掛けるトレーディア(神戸市中央区)は、ベトナムでWORLDWIDE LINK VIETNAM CO.,LTD.(ホーチミン市、以下WWL社)との間で、国際複合一貫物流を主要事業とする合弁会社「TRALINKS CO.,LTD.」を設立する。設立時期は9月。
新会社の資本金は50億ベトナムドン(約2,450万円)、出資比率はWWL社60%、トレーディア40%。
トレーディア ベトナム・ホーチミンに合弁会社設立
国際物流を手掛けるトレーディア(神戸市中央区)は、ベトナムでWORLDWIDE LINK VIETNAM CO.,LTD.(ホーチミン市、以下WWL社)との間で、国際複合一貫物流を主要事業とする合弁会社「TRALINKS CO.,LTD.」を設立する。設立時期は9月。
新会社の資本金は50億ベトナムドン(約2,450万円)、出資比率はWWL社60%、トレーディア40%。
東芝 インド石炭火力発電所向け蒸気タービン初出荷
東芝はこのほど、インドクドゥギ超臨界発電所2号機向けに、同国タミルナドゥ州チェンナイに製造拠点を置くグループ会社の東芝ジェイエスダブリュー・パワーシステム社(以下、東芝JSW社)の工場から、インド国内において素材調達から加工まで含めて一貫製造された蒸気タービン発電機を初めて出荷した。
このほどすべての試験を完了し、タミルナドゥ州政府および日本政府関係者の支援により、整備されたカマラジャ港までの幹線道路を使って出荷した。今後も順次出荷する予定。
今回出荷した設備は、2012年にインド火力発電公社(NTPC)からEPC(設計・調達・据付工事)で受注した出力80万KW(㌔㍗)の蒸気タービン発電設備における発電機。
三菱UFJと日立、フィンテックで小切手決済の実証
三菱東京UFJ銀行と日立製作所は8月22日、シンガポールでITを使った金融サービス「フィンテック」による電子小切手の実証実験を始めたと発表した。
「ブロックチェーン」と呼ばれる仮想通貨に使う技術を活用して、電子小切手の決済システムを2018年にも実用化する計画だ。メガバンクや日本の大手メーカーによるフィンテック事業の海外展開は初めて。
大建工業 インドネシアの内装ドア新工場が本格稼働
大建工業(大阪市北区)はこのほど、インドネシアにおける内装ドアの新生産拠点「ダイケン・ダルマ・インドネシア」(略称DDI)の開業式典を執り行い、本格稼働を開始した。
DDIの所在地はジャワ島東ジャワ州スラバヤ市、資本金は850億ルピア(約7億7,000万円)、出資比率は大建工業70%、PT.Dharma Satya Nusantara25%、その他現地企業5%。工場の敷地面積1億9,059平方㍍、建築面積8,970平方㍍。内装ドアの年間生産能力18万セット(2020年度)、目標売上高30億円(同)。
イハラケミカル タイに連結子会社と共同で新会社
イハラケミカル工業(東京都台東区)は8月19日、タイで連結子会社のイハラニッケイ化学工業と共同で、化成品事業の維持・拡大を目的として新会社「イハラニッケイ化学工業(タイ)」を設立すると発表した。
新会社の所在地はラーヨン県マプタプット ヘマラートイースタン工業団地。資本金は2億5,000万タイバーツ(約7億5,000万円)。株主構成はイハラニッケイ化学工業52%、イハラケミカル工業48%。設立時期は11月の予定
この新会社を将来の同社グループの農薬・化成品事業のアジア展開における戦略拠点と位置付けている。
帝人 国内・インドネシアの合弁会社を完全子会社化
帝人は8月19日、米国デュポンとの間でポリエステルフィルム事業を展開する国内およびインドネシアの合弁事業の持分取得について合意したと発表した。
これにより、帝人の100%子会社となる両社は、それぞれ「帝人フィルムソリューション」、「インドネシア帝人フィルムソリューション」となる予定。
MHPS 中国・首鋼京唐向けガスタービン発電設備受注
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、中国の首鋼京唐鋼鉄連合有限責任公司(以下、首鋼京唐)向けに、高炉焚きガスタービン発電設備1系列を受注した。受注内容はガスタービン1基とガスコンプレッサー、発電機などで、取扱商社は三菱商事。
これは首鋼京唐が河北省唐山市で計画しているプロジェクトの高炉プロセスから発生する低カロリーガスを有効利用するガスタービン・コンバイドサイクル(GTCC)発電設備の中核を構成するもの。最新鋭M701S(DA)X型ガスタービンを、海外では初めて採用することにより、高い発電効率を実現する。運転開始は2018年前半の予定。
日立 シンガポールから陽子線がん治療システム受注
日立製作所と同社の東南アジア地区における統括会社、日立アジアはこのほど、シンガポール国立がんセンターから陽子線がん治療システムを受注し、また10年間にわたるシステムの運転・保守契約も締結した。
今回受注したのは、スポットスキャニング技術を搭載し、回転ガントリ室4室と固定照射室1室を備えた陽子線がん治療システム「PROBEAT」。このシステムは東南アジア初となる陽子線がん治療システムで、2021年開業予定のシンガポール国立がんセンター内の施設に設置される。この施設は地上24階建てで、がんの治療と研究の拠点となる。
三菱倉庫 インドネシア西ジャワ州でで配送センター
三菱倉庫の現地法人インドネシア三菱倉庫は、ジャカルタ特別州の東側に隣接する西ジャワ州ブカシ県で、物流用地での使用権を取得し、配送センターを建設する。
同配送センターはMM2100工業団地内にあり、高速道路ICにも近く物流拠点に適した立地にある。また、セントラルキッチンとしても、利用可能な多用途フロアを設けている。
同センターの敷地面積は約16万9,800平方㍍、延床面積は約1万8,000平方㍍。10月に着工し、平成29年7月竣工予定。
同社は、平成5年からジャカルタ特別州の西側に位置するバンテン州のタンゲラン倉庫において、保管を中心とする物流サービスを提供してきたが、成長著しいインドネシアの旺盛かつ多様な物流需要に対応するため、物流拠点の増強を図るもの。
東芝 インド・オフィス向けエレベーター70台受注
東芝エレベータ(神奈川県川崎市)の子会社であるインドの現地法人、東芝ジョンソンエレベータ・インド社はこのほど、インド・ハイデラバードに建設予定のオフィスビル「Meenakshi IT Campus at Gachibowli」向けにエレベーターおよびその後の保守契約一括受注した。
受注台数は70台で、同社が受注した物件としては最大規模となる。建設は3期の工事期間に分かれ、昇降機は2017年より順次出荷される予定。
施主はハイデラバードを中心に不動産、都市開発事業を行っているMeenakshi Infurastructure社で、オフィスビル、共同住宅、商業施設などの不動産業から道路整備や電力事業を行っている複合企業だ。