日立 シンガポールから陽子線がん治療システム受注

日立 シンガポールから陽子線がん治療システム受注

日立製作所と同社の東南アジア地区における統括会社、日立アジアはこのほど、シンガポール国立がんセンターから陽子線がん治療システムを受注し、また10年間にわたるシステムの運転・保守契約も締結した。
今回受注したのは、スポットスキャニング技術を搭載し、回転ガントリ室4室と固定照射室1室を備えた陽子線がん治療システム「PROBEAT」。このシステムは東南アジア初となる陽子線がん治療システムで、2021年開業予定のシンガポール国立がんセンター内の施設に設置される。この施設は地上24階建てで、がんの治療と研究の拠点となる。