森ビル 東南アで開発強化へシンガポールに現地法人
森ビルはこのほど、シンガポールに現地法人を設立した。同社は2014年にシンガポールに駐在員事務所を開設し、業務にあたってきた。今回の現地法人設立により、東南アジアでの不動産開発強化に向け、情報収集・調査研究機能を拡充する。
森グループは中国・上海、韓国・ソウル、シンガポールにそれぞれ海外拠点を設置している。
森ビル 東南アで開発強化へシンガポールに現地法人
森ビルはこのほど、シンガポールに現地法人を設立した。同社は2014年にシンガポールに駐在員事務所を開設し、業務にあたってきた。今回の現地法人設立により、東南アジアでの不動産開発強化に向け、情報収集・調査研究機能を拡充する。
森グループは中国・上海、韓国・ソウル、シンガポールにそれぞれ海外拠点を設置している。
中部電・日本工営 ミャンマー送配電技術向上P受託
中部電力は5月27日、日本工営と共同で独立行政法人国際協力機構(JICA)から「ミャンマー国送配電系統技術能力向上プロジェクト(第1フェーズ)」業務を受託したと発表した。
ミャンマーでは送配電設備の容量不足や老朽化により、故障が多発するなど電力供給が不安定な状況にあり、送配電分野における施工技術・安全技術の向上が大きな課題となっている。
今回受託したプロジェクトの概要は①送配電技術者育成計画の策定支援②送配電系統技術研修プログラムおよびテキスト作成支援③送配電系統に関する技術の移転-などを主な業務とし、首都ネピドーを拠点とした全域で、2016年5月から2018年11月まで約30カ月にわたり実施する。
旭化成 台湾で初の海外マンション分譲事業始動
旭化成不動産レジデンス(東京都新宿区)は5月26日、同社初の海外でのマンション分譲事業案件として、台湾・新北市中和区で建設されるプロジェクトが始動したと発表した。
同事業は、同社の現地法人「台湾旭化成都市開発」と台湾の建設会社「億欣営造」が共同出資(持分50%)により、同プロジェクトを目的とする事業会社「欣荘建設」を設立し、実施するマンション開発・分譲事業。
地権者全員の合意に基づき、等価交換方式により地権者と共同してマンションを建設する。地上14階、地下4階、総戸数191戸。敷地面積3589.02平方㍍。2016年夏販売開始の予定。
凸版印刷 ベトナムIT最大手とBPO事業で協業の覚書
凸版印刷(東京都千代田区)はこのほど、ベトナム最大手のIT企業、FPTコーポレーション(ハノイ市)と海外BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業での協業に関する覚書を締結した。
今回の協業により、FPTコーポレーションのICTと凸版印刷が培ったBPO事業のノウハウを組み合わせIoTやビッグデータを活用するBPOサービスの開発をより効率的に進める。将来的には、ベトナムおよび東南アジアで、BPO運用拠点を共同で構築していくことを検討する。
ANAがベトナム航空と資本提携 40路線で共同運航
ANAホールディングスは5月28日、ベトナム航空に約8.8%出資し、資本・業務提携すると発表した。ANAHDはベトナム航空が新規発行する株式を7月にも約117億円で取得し、取締役を1人派遣する。
10月30日から始まる冬ダイヤから、両国の主要な国内線計30路線と、両国間の国際線計10路線の共同運航を進めるほか、マイレージを相互に使えるようにする。また、空港業務でも協力し、乗客のチェックインや機内食の手配、機体整備などでも協力する。
日立 走行試験で分速1200㍍の世界最高速を達成
日立製作所は5月27日、中国・広州市の高層ビル「広州周大福金融中心」向けに受注したエレベーターが分速1200㍍(時速72㌔)を記録し、世界最高速度を達成したと発表した。
14日に行った走行試験で世界最高速度を達成した。今秋の稼働に向け、据え付けや調整作業を進めている。広州周大福金融中心は地上111階、地下5階、地上の高さが530㍍の高層ビル。分速1200㍍のエレベーターは1階から95階まで2基据え付けられ、43秒で到達できる。
なお、三菱電機も5月10日、中国・上海市の高層ビル「上海中心大廈」向けに分速1230㍍(時速73.8㌔)のエレベーター技術を開発したと発表している。
アマダHD 台湾・台南市にサテライトセンター開設
金属加工機械の総合メーカーアマダホールディングス(神奈川県伊勢原市)は5月24日、台湾の現地法人AMADA TAIWAN INC.(以下、天田台湾)を通じて、台南市に新社屋およびサテライトセンター(SLC)を4月22日に新たに竣工し、オープンしたと発表した。
天田台湾の資本金は8,267万NTドル、従業員は97人。2015年の年間売上高は18億2,513万1,000NTドル。SLCの敷地面積は8185.7平方㍍、延床面積は4639.93平方㍍、従業員は16人。投資総額は約12億円。
東芝 ベトナム発電所向け蒸気タービン・発電機受注
東芝は5月26日、ベトナム電力公社(EVN)が計画するビンドゥアン省のビンタン4石炭火力発電所拡張プロジェクト向けに、蒸気タービンおよび発電機を受注したと発表した。
EVNとEPC(設計・調達・据付工事)契約を締結した三菱商事と韓国の斗山重工業のコンソーシアムから受注したもので、2018年1月から納入開始する。同発電所は2019年に運転開始の予定。
今回納入する機器は高温・高圧の蒸気を使った、高効率な石炭火力発電所向けの蒸気タービンおよび発電機。今後も高効率な発電設備をグローバルに展開することで、安定収益源である火力発電事業での受注拡大を目指す。
丸紅 伊エネル社とアジアでの発電事業で覚書
丸紅は5月24日、イタリア大手電力会社エネルエスピーエー社(以下、エネル社)と、アジアにおける発電事業案件の共同開発に係る検討を開始することで合意し、覚書を締結したと発表した。とくにインドネシア、フィリピン、タイ、ミャンマー、ベトナム、マレーシアを中心に実現可能性調査を含めた共同開発を検討していくことで基本合意した。
丸紅は、国内を含む全世界22カ国で総計10GW(ギガワット)以上の持分容量を保有。そのうち約4割がアジアにおける発電所であり、ガス焚き火力発電所は全体の6割以上を占めている。
ユアテック ヤンゴン市にミャンマー事務所開設
ユアテック(仙台市宮城野区)は5月24日、ミャンマーの最大都市ヤンゴン市にミャンマー事務所を開設すると発表した。電気設備工事および空調管設備工事を手掛ける。発足時スタッフは、所長、所員、現地事務員各1人、ベトナム人スタッフ3人(施工管理・施工要員)の体制とし、順次拡充していく。同事務所は、同社の海外拠点としてはベトナムに続く2カ国目。