三井住友建設 比で新設の商船大学の建設工事受注

三井住友建設 比で新設の商船大学の建設工事受注

三井住友建設は、商船三井が良質な船員の確保・育成のためフィリピンCavite州に新設する商船大学「MOLマグサイサイ・マリタイム・アカデミー」の建設工事を受注、このほど現地自治体、教育界はじめ、共同で同大学の設立、運営にあたる関係企業首脳・関係者らが出席し地鎮祭を執り行った。
新設される商船大学は、商船三井とマグサイサイ・マリタイム・コーポレーションが共同で設立する、アジア・太平洋地域で最大級の私立の商船大学であり、2018年6月開校を予定。東京ドーム約2.8個分に相当する約13.2㌶の敷地面積に、校舎や学生寮など延べ床面積約3万平方㍍の計画。

シノケン インドネシアに海外3カ国目の子会社設立

シノケン インドネシアに海外3カ国目の子会社設立

投資用不動産の販売賃貸管理などを主幹事業とするシノケングループ(福岡県中央区)と、連結子会社で海外事業の持ち株会社であるSKG INVEST ASIA(HONGKONG)LIMITEDは3月23日、中国・シンガポールに続き3カ国目の海外事業拠点として、インドネシアで不動産の開発、販売および運営を手掛ける海外連結子会社を設立したと発表した。
新会社は「PT.Shinoken Development Indonesia」。資本金は400億ルピア(予定)、持ち株比率はSKG INVEST ASIA90%、シノケン10%。
インドネシアの住宅需要をグループに取り込むだけでなく、グループ企業ですでに同国に開設済みの小川建設駐在員事務所とのシナジーを発揮し、インドネシアにおける総合不動産業の確立を目指す。

千代田化工インドネシア銅製錬PのEP業務を受注

千代田化工インドネシア銅製錬PのEP業務を受注

千代田化工建設(横浜市)は3月23日、グループ会社の千代田シンガポール社が銅や金などの資源開発メジャー、フリーポートマクモラン社(米アリゾナ州フェニックス)のインドネシア子会社のフリーポートインドネシア社より、インドネシア銅製錬プロジェクトのEP(設計・調達)に係わるオフショア業務を受注したと発表した。
契約内容は、世界最大級の銅・金の埋蔵量を誇るインドネシアパプア州のグラスベルグ鉱山から産出される年産200万㌧の銅鉱石から、電気銅を製造するための製錬設備一式(付帯設備を含む)の設計と調達のオフショア業務。契約金額は約1000億円規模。

参天製薬 中国・重慶市で医療用眼科薬の合弁会社

参天製薬 中国・重慶市で医療用眼科薬の合弁会社

参天製薬(大阪市北区)と重慶科瑞製薬(集団)有限公司(重慶市、以下、科瑞)は3月22日、参天製薬(中国)有限公司(以下、参天中国)と科瑞が複数年の戦略的提携関係を結び、中国の4直轄市の一つ、重慶市で合弁会社を設立すると発表した。
参天中国と科瑞の両社は、中国の患者に適切な価格で高品質の医療用眼科薬を提供する。合弁会社の製造施設は、参天製薬グループの高い品質基準に準拠した設計・建設が行われる予定で、中国最大の医療用眼科薬の生産施設となる。

神戸製鋼 中国でタイヤ・ゴム機械事業の拠点確立

神戸製鋼 中国でタイヤ・ゴム機械事業の拠点設立

神戸製鋼所は3月22日、自動車や建設機械用タイヤなどの製造工程で使用されるタイヤ・ゴム機械の中国にける営業・アフターサービスを目的とした「神鋼産機系統工程(青島)有限公司」(略称KMQ)を設立したと発表した。
総投資額は200万元(約4000万円)。4月からの営業開始を予定。今回のKMQ設立により、世界最大級のタイヤ生産量を占める中国での需要のさらなる取り込みを図り、世界シェア50%獲得を目指す。

シャープ 鴻海の出資額1000億円減額受け入れで調整

シャープ 鴻海の出資額1000億円減額受け入れで調整

経営再建中のシャープは、台湾の鴻海精密工業からの支援策について、当初予定していた出資額を1000億円程度減らすことを受け入れる方向で調整していることが分かった。
鴻海は当初、シャープ本体に4980億円を出資する案を提示していた。しかしその後、シャープ側から報告のあった、将来負債の恐れがある偶発債務の評価を踏まえ、企業価値が劣化するすると判断。出資額の2000億円減額や1000億円の保証金の提供を見送るなどの考えを示していた。

マナック グループアジア事業拡大へ中国に現地法人

マナック グループアジア事業拡大へ中国に現地法人

マナック(広島県福山市)はアジア地域におけるグループの事業拡大に向け3月18日、中国・上海市に100%出資による現地法人「曼奈科(上海)貿易有限公司」を設立したと発表した。
同社グループはすでに、江蘇省南京市にファインケミカル製品の製造拠点(南京八幸薬業科技有限公司)を保有しているが、今回グループのさらなる強化とサプライチェーン最適化を目的として、中国国内における輸出入業務を担う新会社を設立したもの。資本金は350万人民元。

日立 シンガポールの子会社を統合し総合提案力強化

日立 シンガポールの子会社を統合し総合提案力強化

日立製作所は3月18日、インフラシステム事業のアジア統括会社、日立インフラストラクチャシステム(シンガポール)の100%出資子会社で、RO膜システムの設計から製造、販売、メンテナンスを手掛ける日立アクアテックと、商業施設・公共施設および住宅向け水関連設備のエンジニアリングを手掛けるアクアワークスを4月1日付で合併させると発表した。合併後の存続会社は日立アクアテックとなる。
今回の両社の統合により総合提案力の強化と、両社の顧客基盤を通じた受注機会の拡大をさらに図るとともに、経営リソースの集約による一層の経営効率向上を目指す。合併後の日立アクアテックは、2018年にはシンガポールやモルディブなどを中心としたアジア地域や島しょ国において、売上高約3800万シンガポールドル(約30億円)を目指す。

富士重工 マレーシア製フォレスター初公開

富士重工  マレーシア製フォレスター初公開

富士重工業は3月18日、タイのバンコクで開催予定の「第37回バンコク国際モーターショー」(3月23~4月3日)で、2月にマレーシアでKD 生産を開始したフォレスターを初公開すると発表した。
マレーシアで生産されたフォレスターは、タンチョン・グループのスバル販売網を通じて、2016年春からマレーシア国内はじめ、タイ、インドネシアで販売が予定されている。
フォレスターを、同社ではSUVとしての本質的な価値の実現を追求する、スバルのSUV旗艦モデルと位置付けている。

トレジャー・ファクトリー バンコクにタイ法人設立

トレジャー・ファクトリー  バンコクにタイ法人設立

トレジャー・ファクトリー(東京都足立区)は3月18日、タイの首都バンコクに現地企業と合弁で現地法人を設立すると発表した。設立時期は3月下旬の予定。
新会社の資本金は400万バーツ(約1328万円)。出資比率はトレジャー・ファクトリー約49%、現地のコンサルティング会社3社による出資約51%。消費市場が成長しているタイでリユースビジネスを展開する。