大日本印刷 インドネシアでカード発行の合弁会社

大日本印刷 インドネシアでカード発行の合弁会社

大日本印刷(以下、DNP)は3月2日、インドネシアのキャッシュカード製造・販売最大手PT.Wahyu Kartumasindo International(以下、WKI)と、ICカード発行を担う合弁会社PT.Wahyu DNP Bureauを設立すると発表した。
合弁新会社はインドネシア市場向けにICキャッシュカードなどの発行サービスを提供する。資本金は200万米㌦で、出資比率はDNP45%、WKI55%。
DNPはインドネシア地域のICカードおよび関連製品で、2020年までの累計で20億円の売り上げを見込んでいる。

JNC 中国の液晶材料の開発・生産拠点の稼働開始

JNC 中国の液晶材料の開発・生産拠点の稼働開始

JNC(東京都千代田区)は3月3日、中国で進めてきたTFT(薄膜トランジスタ)液晶材料の生産・販売拠点および技術サービスセンターがこのほど完成し、稼働を開始したと発表した。
同社は2014年に中国における液晶材料の製造・販売子会社「捷恩智液晶材料(蘇州)有限公司」を設立、事業展開を準備していた。今回設置した生産拠点および技術サービスセンターは、同社液晶事業における、中国初の開発・製造拠点となる。
需要の拡大が見込まれる中国で、液晶材料の開発のスピードアップと安定供給により、一層のサービス向上を図る。

ニチイ学館 子会社が中国法人をグループ会社化

ニチイ学館 子会社が中国法人をグループ会社化

ニチイ学館は3月2日、100%子会社の「日醫香港有限公司(以下、ニチイ香港)」が中国現地の事業法人「西安海鑫家政清潔工程有限公司(以下、西安海鑫=セイアンカイキン)」の持ち分を取得し、子会社化(グループ会社化)すると発表した。
ニチイ香港は、増資引き受け等により、持ち分の51.0%を取得する。
西安海鑫は中国・西安市で清掃や家政サービスを展開するほか、グループ傘下に職業訓練学校を持ち、人材養成にも取り組む、同地域で高い信頼を得る事業法人。
今回のグループ会社化により、引き続きサービス提供網の拡大を図るとともに、人材養成事業をはじめ、各種サービスを順次提供していく。

阪急阪神HD インドネシアで物流倉庫オープン

阪急阪神HD インドネシアで物流倉庫オープン

阪急阪神ホールディングスグループは3月1日、国際輸送事業を担う阪急阪神エクスプレス、阪急電鉄、阪神電鉄の3社共同で設立した現地法人「阪急阪神ロジスティクス インドネシア」が運営する物流倉庫の営業を3月初旬より開始すると発表した。4月11日には開所式を執り行う。
この物流倉庫は、日系企業が数多く入居するジャカルタ近郊のMM2100工業団地に位置し、タンジュンプリオク港およびスカルノハッタ国際空港からのアクセスが非常に良い立地にある。
同国内外でフォワーディング業務を担う現地法人「阪急阪神エクスプレス インドネシア」とともに、一貫した物流ネットワークをより充実させ、自動車関連企業を中心に、多様な顧客ニーズに対応できる高品質なロジスティクスサービスを展開する。

オリオンビール 主力の台湾に事務所開設し拡販狙う

オリオンビール 主力の台湾に事務所開設し拡販狙う

オリオンビール(沖縄県浦添市)は2月27日、初の海外拠点となる台湾事務所の開所式を開いた。同社の海外出荷量の5割を占める台湾を有望市場と位置付け、販売量拡大に加え、台湾を足掛かりにアジア展開も視野に入れる。
台湾での販売総代理店のパレット貿易と協力して、飲食店向けの樽(たる)生や、量販店向けの缶ビールなどの販路拡大に取り組む。
台湾市場で同社は現在飲食店350店に樽生を供給しているほか、2014年に台湾ファミリーマートと共同でプライベートブランド(PB)を開発し、台湾ファミリーマート2600店で販売し出荷量は拡大している。

三井化学 インドのバイオポリオール製造合弁開業

三井化学 インドのバイオポリオール製造合弁開業式典

三井化学は2月29日、インドのバイオポリオール製造合弁会社(Vithal Castor Polyols Pvt.Ltd.以下「VCP」)が2月25日にオープニングセレモニー開いたと発表した。VCP(本社ムンバイ)はこのほどインドグジャラート州の工場が完成し、2016年1月より営業運転を開始している。
式典には日韓の在インド公使はじめ関係者らの列席を得て、VCPに出資する三井化学SKCポリウレタン(以下「MCNS」)のKi Don Won、石丸裕康両Co-CEOおよびJayant Agro Organics Ltd(以下「JAO」)のAbhay V Udeshi会長があいさつした。
VCPは、インドにおいて非可食植物由来のひまし油を主原料とした「バイオポリオール」の製造・販売事業を行うことを目的に、三井化学、伊藤製油およびJAOとの共同出資により設立された。資本金は3億6000万ルピー、生産能力はバイオポリオール年間8000㌧。

ソーシャルワイヤー Entrehubタイを子会社化

ソーシャルワイヤー Entrehubタイを子会社化

ソーシャルワイヤー(東京都新宿区)は2月29日、Entrehub(Thailand)Co.,Ltd.の株式を取得し、連結子会社とすると発表した。連結子会社化した後、4月1日から「CROSSCOOP Bangkok」として運営する。
これにより、同社の拠点網はアジア7カ国11拠点に広がる。主幹事業のニュースワイヤー事業並びに今後の新規事業におけるアジア展開力の増強につなげる。

インド・コルタカ市で3/1から「ヤクルト」販売開始

インド・コルタカ市で3/1から「ヤクルト」販売開始

ヤクルト本社は3月1日から、子会社のインドヤクルト・ダノン社がインド・コルタカ市で乳酸菌飲料「ヤクルト」の販売を開始すると発表した。コルタカ市はインド東部に位置する人口約449万人の都市。
インドではすでに、2008年1月からデリー市とその近郊で「ヤクルト」の販売を開始。09年9月からムンバイ市、10年8月からバンガロール市、12年2月からハイデラバード市、同4月からチェンナイ市、15年2月からアーメダバード市などの大都市を中心に販売地域を拡大してきている。

富士重工 マレーシアでフォレスターのKD生産開始

富士重工 マレーシアでフォレスターのKD生産開始

富士重工業とマレーシアのタンチョン・グループ傘下のTC Sbaru Sdn.Bhd.(以下TCS)は、マレーシアにあるTan Chong Motor Assemblies Sdn.Bhd.の工場でフォレスターのKD生産(現地組立生産)を開始し2月26日、ラインオフ式を行った。
同工場におけるスバル車のKD生産は2012年12月に生産開始したSUBARU XVに加えてフォレスターで2車種目となる。TCSはフォレスターのKD生産を年間1万台規模で行う計画で、タンチョン・グループのスバル販売網を通じて2016年春からマレーシア国内、タイ、インドネシアでの販売を予定している。

王子HD マレーシアの段ボール会社買収

王子HD マレーシアの段ボール会社買収

王子ホールディングス(HD)は2月26日、マレーシアセランゴール州の段ボール製造販売会社Dazun Paper Industrial Company Sdn.Bhd.(以下、Dazun社)の発行済み株式の100%を、マレーシアの子会社GS Paper&Package Sdn.Bhd.(王子HD75%、丸紅25%出資)並びにHPI Resources(王子HD100%出資)が共同で取得することで合意、売買契約を締結したと発表した。
株式取得後の所有比率は、GS Paper&Packagingが50%、HPI Resourcesが50%となる。