三井化学 インドのバイオポリオール製造合弁開業式典
三井化学は2月29日、インドのバイオポリオール製造合弁会社(Vithal Castor Polyols Pvt.Ltd.以下「VCP」)が2月25日にオープニングセレモニー開いたと発表した。VCP(本社ムンバイ)はこのほどインドグジャラート州の工場が完成し、2016年1月より営業運転を開始している。
式典には日韓の在インド公使はじめ関係者らの列席を得て、VCPに出資する三井化学SKCポリウレタン(以下「MCNS」)のKi Don Won、石丸裕康両Co-CEOおよびJayant Agro Organics Ltd(以下「JAO」)のAbhay V Udeshi会長があいさつした。
VCPは、インドにおいて非可食植物由来のひまし油を主原料とした「バイオポリオール」の製造・販売事業を行うことを目的に、三井化学、伊藤製油およびJAOとの共同出資により設立された。資本金は3億6000万ルピー、生産能力はバイオポリオール年間8000㌧。