オリオンビール 主力の台湾に事務所開設し拡販狙う

オリオンビール 主力の台湾に事務所開設し拡販狙う

オリオンビール(沖縄県浦添市)は2月27日、初の海外拠点となる台湾事務所の開所式を開いた。同社の海外出荷量の5割を占める台湾を有望市場と位置付け、販売量拡大に加え、台湾を足掛かりにアジア展開も視野に入れる。
台湾での販売総代理店のパレット貿易と協力して、飲食店向けの樽(たる)生や、量販店向けの缶ビールなどの販路拡大に取り組む。
台湾市場で同社は現在飲食店350店に樽生を供給しているほか、2014年に台湾ファミリーマートと共同でプライベートブランド(PB)を開発し、台湾ファミリーマート2600店で販売し出荷量は拡大している。