西武信金 タイのレンタル工場大手と業務提携
西武信用金庫は11月6日、タイの賃貸工場・倉庫開発大手タイコン・インダストリアル・コネクションと業務提携に関する覚書を締結した。タイ進出を計画する西武信金の取引先企業に、タイコンのサービスを紹介していく。
タイコンはバンコク近郊の工業団地に約400棟のレンタル工場を所有しており、その中の6割が日系企業向けに貸し出されている。
西武信金 タイのレンタル工場大手と業務提携
西武信用金庫は11月6日、タイの賃貸工場・倉庫開発大手タイコン・インダストリアル・コネクションと業務提携に関する覚書を締結した。タイ進出を計画する西武信金の取引先企業に、タイコンのサービスを紹介していく。
タイコンはバンコク近郊の工業団地に約400棟のレンタル工場を所有しており、その中の6割が日系企業向けに貸し出されている。
マツダ タイでSUV「CX-3」生産開始
マツダはタイで多目的車(SUV)「CX-3」の生産を始めた。併せてエンジンの組み立ても開始した。CX-3はタイのグループ会社オートアライアンス(タイランド)(AAT)で生産する。エンジンはマツダ・パワートレイン・マニュファクチャリング(タイランド)で、年間3万基を組み立てる。排気量1500ccで現地生産しているタイ国内向けの「デミオ」に供給し、タイのエコカー支援制度に対応する。
ホンダ パキスタンで二輪生産 3年後めど年135万台
ホンダは11月2日、パキスタンで二輪車を生産・販売する合弁会社「アトラス・リミテッド」の生産能力を、今後3年間で現行の年75万台から同135万台へ増強すると発表した。
投資がKは5000万㌦(約60億円)。アトラスホンダは南部のカラチ市に年15万台、北東部のシェクプラ市に同60万台の向上を持つ。増強するのはシェクプラ工場で、2016年10月に新たに1ラインを稼働させ、その後段階的に生産能力を拡大する。
JCBカード カンボジアの大手商銀と提携 加盟店拡大
ジェーシービーは11月4日、カンボジアの大手商業銀行カンボジア・パブリックバンク(プノンペン)のカード加盟店でのJCBカードの取り扱いについて合意したと発表した。カンボジア・パブリックバンクは、マレーシアのPublic Bank Berhad の100%出資子会社で、1992年に設立されたカンボジアの大手商業銀行。
同行との提携により、多くの日本人観光客が訪れるシェムリアップ周辺や、ホテル、レストランなどでもJCBカードの利用範囲が広がる。
神姫バス タイに初の海外拠点 路線バスノウハウ提供
神姫バス(兵庫県姫路市)は2016年春、タイ・バンコクに現地事務所を開設する。交通インフラの整備を進める現地の自治体に、路線バスなどのノウハウを提供する。訪日外国人観光客(インバウンド)の呼び込みにもつなげたい考え。同社が海外に拠点を設けるのは初めて。
同社は2013年12月にタイの大手旅行会社と業務提携し、相互観光を強化、海外事業を拡大している。今回はタイの東北部のコンケン県コンケン市が進めるバス運行プロジェクトに参画。同市周辺では郊外と都心部を結ぶ長距離バスはあるが、市街地を走るバスがなく、タクシー以外の交通機関も少ないという。同社は、同プロジェクトのアドバイザーとして路線設定などを提案する。現地事務所は2016年3月ごろに本格始動を目指し、日本から2人を派遣するほか、現地で2人を採用する。神戸新聞が報じた。
光洋機械産業 中国で日系企業に工場用空気清浄機
光洋機械産業(大阪市中央区)は、中国で工場向けの空気清浄機の販売を始める。中国内における環境関連の規制強化や粒子状物質(PM)2.5対策で、需要が増すと判断した。同事業の海外展開は初めて。
ユアサ商事が協力し、現地販売を担当する。中国を皮切りに、東南アジアへの進出も狙う。設置を含めた販売価格は約100万円。2016年1月からの初年度に、日系企業を中心に約100台の販売を目指す。
光洋機械産業などが売り出すのは、工場専用の空気清浄機「SK-500」。電機集じん方式で飛散した切削油など工場内に浮遊した粉じんを帯電させ捕集する。0.1~10㍃㍍(マイクロは100万分の1)の粉じんに効果的としている。メンテナンスが1~3カ月に1度のアルカリ洗浄で済み、ランニングコストを抑えられるという。日刊工業新聞が報じた。
デジタルアーツ シンガポールに現地法人設立
情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ(東京都千代田区)は、グローバルでの販売・サポート体制の構築を目的として、アジア太平洋地域および欧州で新たな子会社の設立・既存会社の機能を強化する。この一環として10月30日、新たにシンガポール子会社としてDigital Arts Asia Pacific Pte. Ltd.(シンガポール)を設立すると発表した。
東南ア9月新車販売0.1%増 上位2国はいぜん低迷
東南アジア主要6カ国の9月の新車販売台数は、前年同月比0.1%増の26万2835台だった。わずかながら2カ月連続でプラスを維持した。
国別では首位のインドネシアは9%減の9万3038台と13カ月連続のマイナス、2位のタイは11%減の6万1869台と29カ月連続のマイナスで、上位2カ国に回復の兆しが見えない。
3位のマレーシアは7%増の5万1106台と3カ月連続のプラス、4位のフィリピンは27%増の3万196台で37か月連続のプラスを記録している。以下、ベトナム32%増、シンガポール79%増だった。
アイシン化工 タイに摩擦材新工場
アイシン化工(愛知県豊田市)は、タイに自動変速機(AT)用湿式摩擦材の新工場を建設し、2017年6月に生産を始める。投資額は14億9000万円。ASEAN(東南アジア諸国連合)で同摩擦材の需要が拡大しているため、現地の供給体制を整備する。20年までに年間売上高約14億円を目指す。
タイの現地子会社「アイシン・ケミカル・タイランド」(ラヨーン県)の敷地内に新工場を建設する。平屋建てで、建築面積は5120平方㍍。月産能力は60万枚。同摩擦材の生産は日本、米国、中国に次いで4拠点目。
みずほ銀行 ミャンマー・ティラワ経済特区に出張所
みずほ銀行はミャンマー最大都市ヤンゴン近郊のティラワ経済特区(SEZ)に出張所を開設する。このほど同国政府から開設の許可を得た。ミャンマーで2カ所目の拠点で、SEZ内への拠点開設は外銀で初めてという。