椿本チエイン 中国に自動車部品の新工場

椿本チエイン 中国に自動車部品の新工場

チェーン大手の椿本チエインは中国に自動車エンジン部品の新工場を建設した。8月に量産を始め、中国に工場を置く日系自動車メーカーを中心に納入する。部品の製造から組み立てまでを一貫生産する。

ガルーダ航空 エアバス・ボーイング計90機を購入

ガルーダ航空   エアバス・ボーイング計90機を購入

国営ガルーダ・インドネシア航空はこのほど、欧州の航空大手エアバス社から91億米㌦でエアバス30機、米ボーイング社から109億米㌦でボーイング60機を新たに購入することを明らかにした。これらは中長距離路線に投入される予定。

ハウス食品グループ 中国でカレー拡販 供給能力3倍に

ハウス食品グループ 中国でカレー拡販 供給能力3倍に

ハウス食品グループ本社はは、中国でのカレー販売を積極化する。業務用・家庭用カレーを生産する上海工場に次いで2倍強の生産能力を持つ大連工場が2014年9月に稼働。合計で3倍強になった供給能力を武器に、スーパーやコンビニエンスストア、イベント会場などを通じて、大衆食として日本式カレーをPRする。
中国のカレー事業売上高は13年度22億円から、14年度は約5割増の35億円と大きく伸びており、15年度はさらに49億円を目指す。

日通が中国物流と提携 自動車需要取り込みへ

日通が中国物流と提携  自動車需要取り込みへ

日本通運は6月16日、中国国内の自動車物流市場の開拓などを目指し、中国の奇瑞汽車などが出資する中世国際物流と提携したと発表した。奇瑞汽車はじめ外資系の自動車メーカーに対する物流サービスの共同開発などで協力する。6月中にも具体的な提携の内容を決定し、両社で連携して、中国の自動車市場における物流需要を取り込む。

インドネシア5月自動車販売18.2%減 8月以降期待

インドネシア5月自動車販売18.2%減 8月以降期待

インドネシア自動車工業会(ガイキンド)がまとめた統計によると、5月の自動車販売台数(工場出荷ベース)は前年同月比18.2%減の7万9236台だった。前年同月比での減少は2014年9月以来9カ月連続。前月比では2.9%減った。15年に入ってから前年同月比で20%前後の減少が続いている。
ガイキンドは自動車販売の低迷を受け、5月に15年の年間販売目標を当初の120万台から110万台へ下方修正。自動車販売業界関係者は、個人消費が増えるレバラン(断食月明け)や政府主導のインフラ事業の本格化を考慮し、8月以降に販売台数が上向くことを期待している。

インドネシア5月二輪販売35%減 不振鮮明に

インドネシア5月二輪販売35%減 不振鮮明に

インドネシア二輪車工業会の発表によると、2015年5月の二輪車販売台数は48万2691台となり、前年同月の74万3030台に比べ35%減少した。この結果、1~5月累計では約266万7000台で、前年同期の346万2000代から23%減少した。13年1~5月は327万8000台だったから、最近3年間では最低となった。景気減速に伴い、経済成長が鈍化する一方、ガスや電気代は上昇しており、消費者の購買力が相対的に下がったことが主因だ。
こうした状況を受け、同工業会のグナンディ会長は「すべてのメーカーが残業を減らすなどして生産量を調整している」と説明している。ビスニス・インドネシアが報じた。

グリコ 16年1月からタイでアイスクリーム販売

グリコ 16年1月からタイでアイスクリーム販売

江崎グリコは6月17日、タイで6月中に100%出資のマーケティング・販売会社「グリコ フローズン(タイランド)」を設立し、2016年1月からアイスクリームの販売を開始すると発表した。新会社の資本金は2億バーツ。江崎グリコは現在インドネシアでアイスクリーム工場の建設を進めている。タイのアイスクリームの市場規模は年間約353億円で、近年は年率約6%増の有望市場。

住友電工 ミャンマー・ヤンゴンに支店設立

住友電工 ミャンマー・ヤンゴンに支店設立

住友電気工業は6月17日、関係会社のSumitomo Electric(Thailand)Ltd.が、ミャンマーのインフラ案件に関する市場調査などの活動を行うためヤンゴン市内に支店を設立したと発表した。情報発信、電力、交通など社会インフラ案件を中心に、広く市場調査や現地販売代理店の営業サポートなどを実施する。

黒田電気 インドネシアで自動車部品の新工場

黒田電気   インドネシアで自動車部品の新工場

黒田電気は6月16日、インドネシアに自動車部品の新工場を建設すると発表した。西ジャワ州チルボン市で2017年4月に稼働し、ペダルなどに使うプレス部品を供給する。インドネシアに進出する日系自動車大手から受注が増えており、能力増強が必要と判断した。

味の素 インドネシアで冷凍パン 16年8月販売開始

味の素 インドネシアで冷凍パン 16年8月販売開始

味の素はインドネシアでパン市場に参入する。味の素アセアン地域統括社、味の素ベーカリーと3社で、インドネシアで冷凍パンの製造開発・マーケティングを行う新会社「インドネシア味の素ベーカリー」を7月に設立。新会社の資本金は約17億円で、ジャカルタに本社を置く。2016年8月に同国で販売を開始。2020年度に約16億円の売上高を目指す。
インドネシアでは経済成長に伴い、パン食が毎年2ケタ成長している。これまで現地にはない冷凍パンを製造・販売して高付加価値化・差別化する。