長大 ベトナムから環境配慮型トイレ搭載車両受注
総合建設コンサルタント・長大(東京都中央区)はベトナムのPETECH社と、ベトナム国鉄が発注する車両に環境配慮型トイレを導入することで合意した。
対象車両はハノイ市とホーチミン市を結ぶ座席車や寝台車を中心とした190車両380台と、ハノイ市と北部ラオカイ省や中部ダナン市といった観光都市を結ぶ区間を走行する283車両566台だ。6月中旬にもベトナム国鉄との間で正式に契約締結する見通し。
長大 ベトナムから環境配慮型トイレ搭載車両受注
総合建設コンサルタント・長大(東京都中央区)はベトナムのPETECH社と、ベトナム国鉄が発注する車両に環境配慮型トイレを導入することで合意した。
対象車両はハノイ市とホーチミン市を結ぶ座席車や寝台車を中心とした190車両380台と、ハノイ市と北部ラオカイ省や中部ダナン市といった観光都市を結ぶ区間を走行する283車両566台だ。6月中旬にもベトナム国鉄との間で正式に契約締結する見通し。
長大 比ミンダナオ島でバイオマス事業開発で覚書
総合建設コンサルタント・長大(東京都中央区)はこのほど、バイオマスパワーコンサルタント、大宮製作所、コントロール・ユニオン・シンガポール支店とともに、フィリピン・ミンダナオ島に拠点を置くエクイパルコ社およびツインピーク社と、同島北アグサン州およびブトゥアン市周辺でバイオマス事業に共同で取り組むことで合意したと発表した。
この覚書ではバイオマス事業として、2つの事業を共同で開発することを企図している。1つは現地の豊富な森林資源を活用した営林事業による木材と農林業者からの廃材を木質ペレットにして日本へ輸出する事業。もう一つは、同地域でのバイオマス発電事業だ。
パナソニック インドネシアでLED照明拡販
パナソニックは6月5日、インドネシアで店舗やビルで使う発光ダイオード(LED)照明を拡販すると発表した。ジャカルタ市に同日、店舗などが対象のLED照明の専用ショールームを開設。経済成長をを背景に省エネ需要が高まっており、LEDに切り替えるビルなどでの採用を目指す。
2018年度までにインドネシアの照明事業の売上高を現在の3倍の100億円に引き上げる。海外で店舗などが対象のLED照明の専用ショールームを設けるのは初めて。
三菱電機 100億円投じタイに物流拠点 在庫集約
三菱電機は100億円強を投じ、タイに空調機器の物流拠点を新設する。延べ床面積が約10万平方㍍の大型倉庫を建設し、7月に稼働させる。社外の4カ所の倉庫に分散していた在庫の管理を集約することで、年6億円の費用削減効果を見込む。
アジアや欧州などへの製品供給拠点であるタイで、物流機能を強化し成長市場を取り込む。物流拠点はタイのチョンブリ県にある工業団地に設ける。生産拠点と近く、効率的に在庫を管理できる。日本経済新聞が報じた。
ブラザー工業 ミシン事業でミャンマーに進出
ブラザー工業はミャンマーに工業用ミシンに販売・保守の拠点となるサービスセンターを設置する検討に入った。従来同国への営業は、販売代理店を通して行っていたが、現地のアパレル産業が伸長すると見込んでおり、販売体制の整備を進める意向だ。実現すればブラザー工業にとって初のミャンマー進出となる。
工業用ミシン需要は大市場であった中国が縮減する一方、東南アジアで伸びる傾向にある。アパレル産業の生産拠点が、人件費の上昇が続く中国から東南アジアにシフトしているためで、東南アジアでの営業強化は、ミシンメーカー共通の課題となっている。
ブラザーは東南アジアの営業について、人員増などのテコ入れに注力する。また、ミャンマー以外の国でのサービスセンター新設も視野に入れている。日本経済新聞が報じた。
入居好調 ユニカHD・HC政府共同設立の工業団地
ユニカホールディングス(東京都千代田区)がベトナム・ホーチミン市政府と共同で設立した日系中小企業向け工業団地「ビーバンテクノパーク」が好調だ。2014年12月、10社入居できる建物を開所以来、わずか2カ月で5社の入居が決まった。夏までには残りの5社も決まりそうだという。
入居対象はベトナム市場への進出を目指す日本の中小企業のみ。入居企業の間接部門を業務代行する”マネジメント機能付きレンタル工場”とした。日刊工業新聞が報じた。
クリーニング店運営のリヴァイヴがベトナム進出加速
クリーニング店運営のリヴァイヴ(仙台市泉区)はベトナムへの進出を加速する。昨年同国に初出店したのに続き、ハノイなど都市部に近い日系商業施設に2点を新設するほか、日系コンビニエンスストアなどで衣類の受け渡しを始める。
同社は日本でベトナム人の技能実習を手掛けており、日本で学んだ実習生らをベトナムの店舗などで活用したい考えだ。11月からベトナム国内に約30店舗を展開する日系コンビニ「ミニストップ」などで、衣類のクリーニングサービスを受け付ける。日経産業新聞が報じた。
ブライダルのクラウディア 中国で衣装レンタル開業
ウェディングのトータルカンパニー、クラウディア(京都市右京区)は中国で、女性向け婚礼衣装のレンタル事業を本格的に始めた。青島市の高級ホテル内に店舗を開業した。顧客は約80型から好みの衣装を選べる。レンタル料金は1着当たり3万~20万円程度。日経産業新聞が報じた。
三菱商事 ベトナムで分譲住宅開発事業に参入
三菱商事は6月5日、シンガポールの不動産大手セムコープと組み、ベトナムで分譲住宅開発事業に参入すると発表した。両社が設立当初から参画するビンズン省の「ベトナム・シンガポール工業団地」内に16~18階建てのマンション11棟、総戸数1419戸(予定)を段階的に開発する。総事業費は約120億円。
このプロジェクトの土地面積は4万100平方㍍、建物面積16万3436平方㍍。第1期着工2015年7月(予定)、販売開始15年10月(予定)、竣工17年上旬(予定)。
CKD 西ジャワ州ブカシ県の工業団地で組立工場開所
省力・自動機械大手のCKD(愛知県小牧市)は6月3日、インドネシア西ジャワ州ブカシ県のジャバベカ工業団地で、産業機械部品である空圧シリンダーの組立工場を開所した。日本企業の進出増に加え、賃金上昇に伴い自動化ニーズが高まっていることから、機械部品の需要も拡大するとみて供給体制を整える。
工場は3階建てで、敷地面積は1500平方㍍、生産エリアは800平方㍍。組立機械などの生産設備に3200万円を投じた。製品の品質評価を経て、6月中にも稼働する。2014年8月に設立したCKDマニュファクチャリング・インドネシアが運営する。同社の資本金は1億1000万円で、CKDが100%出資する。NNAなどが報じた。