芦森工業 15年内にも韓国にエアバッグ新工場
芦森工業は2015年内にも韓国にエアバッグとシートベルトの新工場を建設する。16年夏にもトライアル生産を始める計画。投資額は約10億円。すでに土地を選定。エアバッグに関して現地メーカーからスポーツ用多目的車(SUV)で、サイドや後席を含めたフル受注を確保。16年末から商品供給する。
芦森工業 15年内にも韓国にエアバッグ新工場
芦森工業は2015年内にも韓国にエアバッグとシートベルトの新工場を建設する。16年夏にもトライアル生産を始める計画。投資額は約10億円。すでに土地を選定。エアバッグに関して現地メーカーからスポーツ用多目的車(SUV)で、サイドや後席を含めたフル受注を確保。16年末から商品供給する。
MHPS インドで熱併給発電プラント受注
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は5月12日、インド最大の肥料会社IFFCOから中小型ガスタービン「H-25形」を中核とする熱併給発電プラントをターンキー受注したと発表した。受注額は明らかにしていない。出力は2万2000㌔㍗、蒸気量は毎時60㌧。主契約者であるインド拠点のMHPSの現地法人、MHPS-INDを通じて受注した。
MHPS発足後、インドでのターンキー契約は初めてという。プラントの運転開始は2016年7月の予定。同プラントは、インド北部ウッタル・プラデーシュ州に位置するIFFCOの尿素・肥料製造工場内に建設される。
GSユアサ インドネシアで鉛蓄電池の生産拡大
GSユアサ(京都市南区)は5月14日、インドネシアで自動車、オートバイ用鉛蓄電池の生産能力を拡大すると発表した。同社はインドネシアにPTGS(本社ジャカルタ)、TBP社(同)、YBID社(本社タンゲラン)の3社を保有するが、2015年末までにそれぞれ1500億ルピア(約14億円)、350億ルピア(約3億円)、150億ルピア(約1.4億円)、合わせて2000億ルピア(約18億4000万円)を投じ、新工場の建設と既存工場における生産能力を増強する。
これにより、自動車用鉛蓄電池の生産能力は、現在の890万個から960万個に、オートバイ用鉛蓄電池の生産能力は、現在の2770万個から3000万個に拡大。今後の需要増加に対応する供給体制の増強と、コスト競争力の強化を目指す。
博報堂が上海に子会社設立 中国事業拡大へ
大手広告代理店の博報堂は5月14日、中国・上海市長寧区に全額出資による「博報堂(上海)管理諮詢」を設立したと発表した。資本金は5000万円。クリエーティブ、マーケティング、プロモーションなどの分野で人材を配置、中国各拠点の広告業務をサポートし、中国事業を拡大する。
インド4月新車販売6カ月連続プラス 2ケタ増に
インド自動車工業会が発表した4月の新車販売台数(乗用車と商用車合計)は、前年同月比14%増の26万3821台となり、6カ月連続で前年同月を上回った。2ケタ増は4カ月ぶり。前年同月の2014年4月はインドの自動車販売が冷え込んだ時期で、その反動で高い伸びとなった。15年4月の乗用車の販売台数は21万7949台で16%増だった。
インドの乗用車市場は14年5月のモディ政権の発足後、消費者心理が改善し上昇基調に転じた。乗用車市場の伸びをけん引したのは、販売シェア約4割を握るマルチ・スズキ。新型セダン「シアズ」に加え、「アルト」など主力の小型車も堅調で27%増の販売となった。韓国の現代自動車、ホンダも販売を伸ばした。
四輪市場鈍化の中,成長続けるピックアップトラック
インドネシア自動車工業会によると、2015年第1四半期のピックアップトラック販売台数は5万7231台となり、同期における四輪販売台数28万2342台の20.3%に達した。2014年第1四半期のピックアップトラック販売台数は5万3551台(全体の16.3%)。13年同期は4万7841台(同15.1%)だったから、四輪販売が停滞している中、同車種が成長を続けていることが分かる。一方、14年通年では20万8643台となり、四輪全体の120万8000台の17.3%だった。ビスニス・インドネシアが報じた。
神栄 タイで食品事業拡大へ現地法人設立
商社の神栄(神戸市中央区)は5月13日、タイの首都バンコクで今夏にも食品販売の現地法人を設立することを明らかにした。中国やベトナムで生産した冷凍・加工食品をタイ国内で販売する。神戸新聞が報じた。
クボタ ミャンマーの浸出処理水施設建設工事受注
クボタはこのほど、ミャンマーのティラワ経済特区ゾーンA地区で最終処分場浸出水処理施設の建設工事を、DOWAエコシステム(東京都千代田区)の子会社GOLDEN DOWA ECO-SYSTEM MYANMAR CO.,LTD.(ミャンマーティラワ経済特区内)より受注したと発表した。これは国際基準に準拠した同国初の管理型最終処分場となる見込み。稼働開始は10月の予定。
八千代工業 タイでLPGコンポジット容器販売
八千代工業(埼玉県狭山市)は、家庭用に軽量化した樹脂製の液化石油ガス(LPG)容器「LPGコンポジット容器」を、2016年3月期中にタイで販売を始める。自動車用の樹脂製燃料タンクの製造技術を応用。金属製のLPG容器に比べて半分程度の重さとし、女性や子供でも扱いやすくした。LPGコンポジット容器を、タイでは現地企業を通じて販売する。将来は東南アジアをはじめとする新興国での拡販を目指す。
コマツ インド南部に油圧ショベル新工場新設
建設機械大手コマツは5月12日、タミルナド州チェンナイに油圧ショベル工場を新設したと発表した。投資額は34億円。同社はこれまで現地有力ゼネコンとの合弁会社エルアンドティーコマツを通じて、油圧ショベルを外部に委託生産してきたが、自社生産に切り替える。
新工場はインド子会社コマツインディア有限会社(KIPL)が構えるダンプトラック工場と同じ敷地内に設置した。建屋の面積は約9000万平方㍍。4月に稼働しており、5月8日に新工場の開所式を執り行っている。年産能力は2500台で、同3000台までの増産が可能。7~45㌧クラスの油圧ショベル5種類を生産する。