東海東京HD 業務提携先のK&NケナンガHDへ5%出資
東海東京フィナンシャル・ホールディングスは5月13日、4月に業務提携したマレーシア独立系最大手の投資銀行、K&Nケナンガ・ホールディングスへ出資、全発行株式の4.99%にあたる3651万4799株を取得したと発表した。
両社は、日本およびマレーシアそれぞれの有価証券取引に係る商品およびサービス・経済および企業等の情報の相互提供、研修生の相互の派遣などを行う
東海東京HD 業務提携先のK&NケナンガHDへ5%出資
東海東京フィナンシャル・ホールディングスは5月13日、4月に業務提携したマレーシア独立系最大手の投資銀行、K&Nケナンガ・ホールディングスへ出資、全発行株式の4.99%にあたる3651万4799株を取得したと発表した。
両社は、日本およびマレーシアそれぞれの有価証券取引に係る商品およびサービス・経済および企業等の情報の相互提供、研修生の相互の派遣などを行う
タイで新興国向け車両拡充 いすゞが新中期計画
いすゞ自動車自動車は5月12日、2015~17年度の中期経営計画を発表した。17年度の商用車の世界出荷台数は14年度比15%増の38万台、ピックアップトラックなど小型商用車は30%増の44万台を目指す。タイの拠点で新車開発を進め、大型トラックからピックアップトラックまで新興国向け車両のラインアップを拡充する。
同社はタイに商品企画や開発を手掛ける「いすゞ・グローバル・CVエンジニアリング・センター」を持つ。新車の企画や部品調達まで現地で手掛け、順次新製品を投入する。
ペガサスミシン ベトナムで直接販売へ体制敷く
工業用ミシン大手のペガサスミシン製造は、ベトナムで工業用ミシンの販売を本格的に始めた。日本の本社からの受託生産を手掛けるベトナム工場に、現地の縫製会社に直接営業する体制を敷いた。直接販売できるようにすることで、コストを抑えて迅速に製品を届ける。
これまでベトナムはシンガポールの販売子会社が営業する地域の一つだったが、4月にベトナム工場に販売部門を新たに設置した。まずはベトナム国内で縫製会社への営業を始め、その後ミャンマーやカンボジアなど周辺国へ販売網を広げる。経済成長に伴う中間層の増加で、衣料品の需要が高まる東南アジア市場の開拓を強化する。日刊工業新聞が報じた。
三菱電機 インドでエレベーター生産 30億円投資
三菱電機はインド南部に工場を建設し、2016年にエレベーターの現地生産を始める。投資額は30億円程度とみられる。従来はタイなどの拠点から輸出していた。部材の調達や組み立てを現地化してコストを低減するほか、納期を短縮する。都市化が進むインドでは事務所や住宅の建設計画が増えており、中国次ぐエレベーター市場となるインドを攻める。日本経済新聞が報じた。
ヤクルト ミャンマーで製造・販売へ現地法人設立
ヤクルト本社は5月12日、ミャンマーでの乳酸菌飲料「ヤクルト」の製造・販売に向け現地法人を設立することを明らかにした。ヤンゴン市郊外に2015年内に設立、17~18年に販売開始の予定。同社は東南アジア諸国連盟(ASEAN)10カ国では、すでにタイ、フィリピン、シンガポール、インドネシア、マレーシア、ベトナム、ブルネイの7カ国に進出しており、今回5000万人以上の人口を抱え、健康意識も高まっているミャンマーへの進出を決めた。
愛研化工機 ベトナム工場の排水処理システム受注
排水処理機器の愛研化工機(愛媛県松山市)は、ベトナムの製糖会社のバイオエタノール製造工場で排水を処理する業務を、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から受託した。2月から排水処理システムを建設するための調査を始めており、5年以内に処理システムを完成させる。
中国4月新車販売2年7カ月ぶりマイナス
中国汽車工業協会が5月11日発表した4月の新車販売台数(中国国内生産分、工場出荷ベース、商用車・輸出含む)は、前年同月比0.5%減の199万4500台だった。前年を割り込むのは季節要因を除くと、2012年9月以来2年7カ月ぶりのマイナスとなる。景気減速の影響が新車販売市場にも色濃く出始めた形となった。
内訳は乗用車が前年同月比3.7%増の166万8800台。商用車が同17.6%減の32万5700台だった。とりわけ景気減速を背景に、商用車の販売不振が深刻で、14年4月以来、13カ月連続でマイナスとなった。
中国で販売首位の独フォルクスワーゲン(VW)の主力合弁会社、一汽VWと上海VWがいずれも前年割れとなった。とくに一汽VWは前年同月比16.9%減と2カ月連続で2ケタのマイナスとなった。
東プレ インドネシアに保冷荷台事業の子会社設立
自動車部品メーカーの東プレは5月11日、トラック向けの保冷荷台事業を手掛けるインドネシア子会社を設立したと発表した。冷凍・冷蔵食品などを運ぶための荷台を製造する。新会社は「PT.TOPRE REFRIGERATOR INDONESIA」で、資本金は50万㌦(約6000万円)。東プレが60%、荷台メーカーのトヨタカ産業(愛知県豊田市)のインドネシア法人が40%を出資する。総投資額は約1億円。冷凍装置および保冷コンテナの製造・販売を担う。まずはトヨタカ産業の工場の一部を使い、5月中に製造開始する。
アイプレス ミャンマー電子書籍ストアにPフォーム
アイプレスジャパン(千葉県流山市)は5月12日、ミャンマーの電子書籍ストア「XAN BOOK STORE(ザン・ブックストア)」に、自社製の電子書籍販売プラットフォームの提供を開始した。アイプレスジャパンは2012年に電子書籍販売サイト「ConTenDo(コンテン堂)」をオープン。今回提供されるのは、その自社サイトのノウハウを蓄積したEPUB・PDFビューワ/DRM/管理システム群など。
三井物産 豪インフラデットファンド運用会社へ参画
三井物産は5月11日、オーストラリアのインフラデットファンド運用会社、ウェストボーン社(本社メルボルン市)株式の20%を取得することで同社と合意し、関連諸契約を締結したと発表した。これにより、三井物産は日本企業として初めてインフラデットファンドに特化した運用事業に参画する。