インドネシアの自動車輸出2025年に100万台突破へ

インドネシアの自動車輸出2025年に100万台突破へ

インドネシア自動車工業会のヌガルジト事務局長は「2014年の自動車輸出台数は20万台になる見通しだ。12年は17万3371台、13年は17万958台だった。ダイハツ工業、トヨタ自動車、スズキ、ホンダ、日産自動車が主要メーカーで、そのほかにも日野自動車、いすゞ、ヒュンダイなども輸出している。13年にはサウジアラビアなど89カ国に輸出された。今後の輸出台数は、輸出先国の経済状況にもよるが、15年に38万6000台、20年に62万2000台、25年に100万2000台に達する」と説明した。ビスニス・インドネシアが報じた。

クボタ 中国江蘇省に新工場 畑作農機市場を開拓

クボタ 中国江蘇省に新工場 畑作農機市場を開拓

クボタは2017年度末までに中国・江蘇省に農業機械の新工場を設置する。木股昌俊社長が明らかにした。畑作向け農機市場の開拓を狙い、今年現地に投入したばかりのホイール(車輪)コンバインを生産する。土地取得を合わせた投資額は100億円規模になるとみられる。日系農機メーカーは中国でも稲作向け農機を得意としてきた。今後は畑作市場に一層の成長機会を求める。クボタの中国における農機・建機の組み立て生産拠点は、エンジン工場を含めて4カ所目。日刊工業新聞が報じた。

インドネシアの2輪需要 2017年に1000万台に

インドネシアの2輪需要 2017年に1000万台に

インドネシア2輪工業会のグナディ・シンドゥウィナタ会長は「2014年の販売台数は800万台になると予想している。13年の販売台数は708万台で、生産台数は714万台だった。現在のすべてのメーカーの総生産能力は950万台あるが、17年には需要が1000万台に達する見込みで、これを満たすためには、最低でも7兆ルピア(639億円)の設備能力が必要だ。補助金燃料の値上げによって、一時的に落ち込むことはあるだろうが、中長期的には需要が増え続けていくのは間違いない」と説明した。ビスニス・インドネシアが報じた。

オムロン インドネシアで100億円投じ生産設備増強

オムロン インドネシアで100億円投じ生産設備増強

オムロンは12月3日、インドネシアで2020年までに生産設備の増強など100億円以上を投じる計画を発表した。投資は生産能力増強やマーケティング・販売の強化に充てる。山田義仁社長が首都ジャカルタでの工作機械展示会「マニュファクチャリング インドネシア2014」開催に合わせた記者会見で明らかにした。

旭化成ファーマ 韓国社に骨粗鬆症薬の販売権を供与

旭化成ファーマ  韓国社に骨粗鬆症薬の販売権を供与

旭化成ファーマ(東京都千代田区)は12月3日、韓国東亞ST(ソウル特別市)との間で、骨粗しょう症治療剤「テリボン」(テリパラチド酢酸塩)の、韓国における独占的開発・販売権を供与するライセンス契約を締結したと発表した。「テリボン」は旭化成ファーマが創製した骨形成促進作用を持つヒト副甲状腺ホルモン製剤だ。週1回の投与で骨の質を改善しながら骨の量を増やすことで、骨の強度が向上し骨折抑制効果がある。今後、東亞STは韓国において「テリボン」の承認取得に向けて開発を進める。

エーザイ 抗がん剤「レンバチニブ」韓国で新薬承認申請

エーザイ 抗がん剤「レンバチニブ」韓国で新薬承認申請

エーザイは12月3日、同社創製の新規抗がん剤「レンバチニブメシル酸塩」について、進行性、放射性ヨウ素治療抵抗性分化型甲状腺がんの適応で、韓国食品医薬品安全処に承認申請を行ったと発表した。日米欧に次いで、レンバチニブのアジアにおける最初の申請国となる。

サカタインクス 焼失のベトナム工場15年秋再建へ

サカタインクス  焼失のベトナム工場15年秋再建へ

サカタインクスは9月に焼失したベトナム南部にある包装用インクなどの製造工場を再建し、2015年秋を目標に稼働する見通しを明らかにした。倉庫と工場を分離するなど火災対策を講じるとともに、食品包装用途などでの旺盛な需要をにらんで工場の面積も拡大する方針。また、現地に設けた仮設の倉庫兼工場では、このほどインクの仕上げ工程が稼働した。

ホーチミン市北部のビンズオン省にある連結子会社サカタインクスベトナムは、グラビアインクなどを製造。9月に工場の大半を焼失した。現在は同国ハノイ近郊にある工場のほか、インドネシアを中心に日本やタイなどから製品を輸入して、需要家に供給している。日刊工業新聞が報じた。

セイコーエプソン 123億円投じフィリピンに新工場建設

セイコーエプソン  123億円投じフィリピンに新工場建設

セイコーエプソンは12月3日、2016年度までに総額約123億円投じ、フィリピンの製造子会社でインクジェットプリンターとプロジェクターを生産する新工場を建設すると発表した。新工場の建設面積は約10万平方㍍で、2017年度に稼働開始する予定。生産能力は明らかにしていない。同国での新工場建設は11年以来。増産体制を整え、新興国を中心に需要拡大が見込まれる大容量インクタンク搭載のプリンターや教育分野向けのプロジェクター需要などを取り込む。

阪和興業 シンガポールのコスモスチールに出資参画

阪和興業 シンガポールのコスモスチールに出資参画

阪和工業(大阪市中央区)は、シンガポールで東南アジアを中心として鉄鋼流通を手掛けるコスモスチールホールディングス(HD、シンガポール)に出資することで、12月1日付で同社と契約締結したと発表した。阪和興業は、コスモスチールが実施する第三者割当増資を引き受けるとともに、同社のCEO(最高経営責任者)のONG CHIN SUM氏が保有する全株式を取得する。これにより、コスモスチールにおける阪和興業の出資比率は28.45%となる。

兼松 ベトナムに現地法人設立 食品事業を拡大

兼松  ベトナムに現地法人設立 食品事業を拡大

兼松は12月1日、ベトナム・ホーチミン市に現地法人「Kanematsu Vietnam Company Limited」を設立したと発表した。資本金は約1億1000万円。まずは飼料原料・粗飼料、加工食品の国内販売など、食料分野を中心に事業を拡大する。