三菱日立PSがインドで大型ボイラ2基328億円で受注
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、インド国営火力発電公社(NTPC)から大型ボイラ2基を受注した。受注額は188億5000万ルピー(約328億円)。インドの建設・重機最大手ラーセン・アンド・トゥブロ(L&T)との合弁会社「L&T-MHPSボイラ(LMB)」を通じ、北部ウッタル・ブラデシュ州に建設するタンダ超臨界圧石炭火力発電所向けに納める。
受注したのは660㍋㍗(MW)の2系列。工期は46カ月と52カ月。ボイラの設計・調達から建設・試運転を担当する。MHPSとL&Tは超臨界圧ボイラと蒸気タービン発電機をそれぞれ製造・販売する二つの合弁会社を運営している。十注したボイラは現地工場で製造する見通し。日刊工業新聞が報じた。