東レのITSが樹脂コンパウンド拠点を新設

 東レはこのほど、現地法人のインドネシア・トーレ・シンセティクス(ITS)社で自動車部品や電気・電子製品の材料として使用する工業用樹脂(エンジニアリング・プラスチック)のナイロンやPBT(ポリブチレンテレフタレート)の樹脂コンパウンド拠点を新設することを決めた。投資額は約6億円。バンテン州タンゲランの同社敷地内に設置し、来年11月の稼働を目指す。これは、東レが現在進めている「アジア・新興国事業拡大プロジェクト」の一環。