中国・武漢市の新型ウイルスによる肺炎 日本国内で初確認

厚生労働省などによると、中国湖北省武漢市で相次いでいる新型コロナウイルスによる肺炎が、日本国内でも初めて確認された。今回確認されたのは武漢市に渡航していた神奈川県在住の中国籍の男性。1月3日に武漢で発熱し、6日に日本に帰国した後、医療機関を受診し、肺炎の症状で入院した。国立感染症研究所が検査した結果、武漢市で相次いでいる新型コロナウイルスへの感染が確認されたという。武漢市ではこれまでに41人の患者から新型コロナウイルスが検出され、このうち61歳の男性1人が死亡している。