三菱電機 インドで機械室不要なエレベーター発売

三菱電機 インドで機械室不要なエレベーター発売

三菱電機(本社:東京都千代田区)はインドの中低層の住宅、オフィスビルやホテル向けエレベーター「ネクシーズライト」の新機種として、機械室が不要なエレベーター「エムアールエル(MRL)」を4月1日から発売すると発表した。
製造・販売は現地子会社の三菱エレベーター・インド社が担当する。世界第2位の昇降機新設需要があるインドで、2021年度に今回発売するエムアールエルの年間販売台数1,000台を目指す。

伊藤忠 中国で医療関連ビジネスに本格参入

伊藤忠 中国で医療関連ビジネスに本格参入

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は3月29日、中国で医療関連ビジネスに本格的に参入すると発表した。急速な拡大が見込まれる中国の透析市場へ参入するため杏泰医療集団(以下、SUNTOP)への戦略的投資を実行し、持分20%を取得した。
SUNTOPは2003年に日本製透析機材の中国における販売代理店から事業を開始し、現在は約1,000カ所の病院内透析センターとの取引関係を構築している。また、2018年には中国政府の政策の後押しを受ける独立型透析クリニック事業にも参入し、中国本土に積極的な透析クリニックを展開していく計画。
伊藤忠商事はSUNTOPとの透析治療の質の向上、および効率的な施設運営の実現を積極的に支援していく。

豊田通商 インドネシアでSアパートメント開発・運営新会社

豊田通商 インドネシアでSアパートメント開発・運営新会社

豊田通商は3月28日、インドネシアのブカシでファミリー向けサービスアパートメントAXIA第三期プロジェクトを立ち上げ、その開発・運営のための新会社「PT.Toyota Tsusho Real Estate Cikarang」を設立すると発表した。
新会社の資本金は9,100億インドネシアルピア(約71億4,200万円)で、出資比率は豊田通商99.9%、PT.Toyota Tsusho Indonesia0.1%。

伊藤忠商事 国内・アジアで太陽光分散電源事業を推進

伊藤忠商事 国内・アジアで太陽光分散電源事業を推進

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は太陽光発電ソリューション各社と連携し、国内外の流通小売店舗・工場等の顧客の屋根に無償で太陽光発電設備を設置し、顧客に長期電力供給を行う「太陽光分散電源事業」を推進していく。
国内ではVPP Japan(本社:東京都品川区)と資本業務提携契約を締結。VPP Japanは2020年度中に10万KWの太陽光分散電源の保有を目指しており、伊藤忠商事グループ各社は既存顧客と連携し、VPP Japanの事業拡大を支援する。
また、アジアではSymbior PMR Co.,Ltd.(本社:タイ)と連携する。Symbiorはアジアで5万KW以上の事業経験のある太陽光発電事業者。

九州電力 ベトナム・ハノイに初の海外現地法人

九州電力 ベトナム・ハノイに初の海外現地法人

九州電力(本店:福岡市)は3月28日、ベトナム・ハノイ市に現地法人「Kyuden Innvatech Vietnam」を設立したと発表した。また、同社初の海外現地法人の、この同法人は4月からダムおよび水力発電事業の安全性等の改善を行うサービスを提供する。
今回設立した新会社を通して同社の技術を提供することで、近年同国で問題となっている水力発電事業の安全性の向上を図っていく。また市場成長性の高いアジア中心として事業を拡大していく。

三菱ケミカル インドの熱可塑性エラストマー設備新設

三菱ケミカル インドの熱可塑性エラストマー設備新設

三菱ケミカル(本社:東京都千代田区)は3月29日、自動車の内装部材などに使用される熱可塑性エラストマーについて、インド国内に製造設備を新設すると発表した。このほど手続きを完了したインドWelset Plast Extrusions社の、塩ビコンパウンド事業買収により獲得した拠点に導入し、2019年度中に稼働開始する予定。今回買収した会社「MCPP India Private Limited(予定)」(本社所在地:インド・ムンバイ)をアジアパシフィック地区における医療用塩ビコンパウンドの製造拠点と位置づけ、加えて自動車用熱可塑性エラストマーの製造設備拡大により、一層のグローバル展開を加速していく。

阪急阪神エクスプレス インド・マネサールに新倉庫を開設

阪急阪神エクスプレス インド・マネサールに新倉庫を開設

阪急阪神エクスプレス(本社:大阪市北区)は3月28日、インド現地法人、阪急阪神エクスプレス(インド)が、デリー近郊のマネサールに新倉庫を開設し、4月1日より営業を開始すると発表した。新倉庫はインディラ・ガンディー国際空港から40km、日系企業が多数進出しているマネサール工業団地にも至近だ。
同倉庫はマネサールロジスティクスセンターとして、輸出入ターミナル企業に加えて国内輸送のハブセンターとして在庫管理・流通加工・納品代行までシームレスな一貫輸送を提供していく。インド法人は2019年1月、インド当局よりAEO(オーソライズド エコノミック オペレーター、貨物のセキュリティ管理とコンプライアンス体制が整備された事業者)制度の認可事業資格を取得。この認証はどうせんたーを含むインド法人全拠点に適用される。

ベトナム航空 大型連休・夏休みに成田-ダナン線で増便

ベトナム航空 大型連休・夏休みに成田-ダナン線で増便

ベトナム航空日本支社(所在地:東京都千代田区)は3月29日、大型連休の4月27日~5月6日の期間中と夏休み旅行シーズンの7月21日~8月27日の間、成田-ダナン線の機材大型化・臨時便運航を実施すると発表した。これにより、当該期間中の座席供給量は通常の定期便の供給に比べて70%の増加となる。ダナンはホーチミン、ハノイに次ぐベトナム第3の都市。

東芝プラントS B.グリムパワー、シーメンスの3社で協業の覚書

東芝プラントS B.グリムパワー、シーメンスの3社で協業の覚書

東芝プラントシステム(本店:横浜市鶴見区)は3月28日、タイで施工した工業団地向けコンバインドサイクル・コージェネレーション発電所(以下、CCCP)について、プラントオーナーのB.グリムパワーPCL社(以下、Bグリムパワー社)およびガスタービン発電機供給メーカーのシーメンス社と3社共同で、既設プラントのデジタル化による性能向上等の検討を進める覚書を締結したと発表した。
今回の覚書調印は、発電事業者/主機メーカー/EPCコントラクターが各々の知見を活かしてデジタル化を進める画期的な取り組みで、立場の異なる3社で開発を進めることで、発電事業者にとって利便性が高く、かつ有用なシステム構築が可能となる。