帝人ファーマ 中国で痛風患者の高尿酸血症治療剤の販売開始

帝人ファーマ 中国で痛風患者の高尿酸血症治療剤の販売開始

帝人ファーマ(本社:東京都千代田区)は3月4日、自社創製した高尿酸血症・痛風治療剤「フェブキソスタット」(日本販売名:フェブリク錠、10mg、20mg、40mg)について、2018年9月の輸入薬品承認取得を経て、このほど中国での販売を開始したと発表した。
中国では国民の高尿酸血症罹患率が年々上昇、現在の患者数は約1.8億人に達しており、それに伴い痛風患者数も約1,500万人まで増加していると推定されている。
帝人ファーマはフェブキソスタットをグローバル戦略商品と位置づけ、すでに77カ国(2019年1月現在)で販売している。

セブンイレブン 19年内にインド初出店 18番目の国・地域

セブンイレブン 19年内にインド初出店 18番目の国・地域

セブン―イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区)はこのほど、完全子会社の米セブン―イレブン・インクとインドの小売り大手フューチャー・グループ傘下企業がマスターフランチャイズ契約を締結。2019年内にインド1号店を開設すると発表した。
セブンイレブンは全世界で2018年12月末現在6万7,480店を展開し、インドへの出店は18番目の国・地域となる。今後も日米両社の連携を軸に、既存地域・新地域の両面でグローバル戦略を推進していく。

川崎重工 中国・大連のDACKSで第2ドック完成

川崎重工 中国・大連のDACKSで第2ドック完成

川崎重工は3月1日、中国遠洋海運集団有限公司(COSCOSグループ)と中国遼寧省大連市で共同運営している大連中遠海運川崎船舶工程有限公司(以下、DACKS)が、このほど第2ドックを完成させ同日、第1番船となる中国の招銀金融租賃有限公司向け61型ばら積運搬船を起工したと発表した。
今回完成した第2ドックは長さ550m、幅63mで、800トン門型クレーン2基を含む4基のクレーンを装備している。2ドック体制を確立したDACKSあ効率的な大型商船の建造体制を実現し、各種船舶の建造需要に応えていく。

ドコモ・みずほ銀 コネクテッドカーの新サービスで実証実験

ドコモ・みずほ銀 コネクテッドカーの新サービスで実証実験

NTTドコモとみずほ銀行は3月1日から、コネクテッドカーによる新たな金融サービスの提供をめざし、車載機器を通じて得られる車両(行動)情報および金融機関の持つ金融情報の活用による、与信業務の高度化を目的としたコネクテッド・オートローン(車載機器付きオートローン)の実証実験を、両社の現地子会社を通じインドネシアで開始した。
両社はこの実験を通じ、インドネシアで国内およびASEAN他地域へのサービス展開に加え、データを活用した新たなビジネスの共同開発も視野に、知見・ノウハウを獲得するとともに、新たな金融サービスの提供をめざす。

塩野義製薬 長崎大と感染症分野で包括的連携協定

塩野義製薬 長崎大と感染症分野で包括的連携協定

塩野義製薬(本社:大阪市中央区)は2月28日、長崎大学(所在地:長崎市)との間で、「マラリアを中心とした感染症分野における包括的連携」に関する協定を締結したと発表した。
この協定に基づき、長崎大学熱帯医学研究所に共同研究部門として「シオノギグローバル感染症連携部門」を設置し、マラリアに対する創薬研究を加速推進する。同部門ではマラリアの予防、診断および治療に必要な研究に5年間取り組み、その知見をもとに革新的な新薬の創製を目指す。
マラリアはエイズ、結核と並ぶ世界三大感染症の一つで、新規患者は年間2.2億人、死亡者は年間約44万人に上ると報告されている。

 

伊藤忠 東南ア最大の医師SNSのドクイティ社と資本業務提携

伊藤忠 東南ア最大の医師SNSのドクイティ社と資本業務提携

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は、東南アジアで医師をはじめとする医療従事者専用のSNS事業を展開するDOCQUITY HOLDINGS PTE.LTD.(本社:シンガポール、以下、ドクイティ)が実施するSeries B第三者割当増資のリードインベスターとして、600万米ドルを引き受けるとともに、サービス拡販や事業開発などを含む戦略的事業パートナーとして資本業務提携したと発表した。
ドクイティは、医療従事者が最新かつ信頼できる有益な医療情報にいつでもどこでも安心してアクセスできるSNSプラットフォム”docquity”を提供している。組合員数は8万人を超えている。最も普及が進んでいる。インドネシアでは50%以上の医師が会員となっており、フィリピン、マレーシア、タイの4カ国でサービス提供を開始している。

パナソニック 日欧2工場で同社初のCO2ゼロ工場実現

パナソニック 日欧2工場で同社初のCO2ゼロ工場実現

パナソニックはこのほど、パナソニック エコテクノロジーセンター(PETEC)とパナソニックエナジーベルギー(PECBE)で、2019年1月に同社初のCO2ゼロ工場を実現したと発表した。
パナソニックグループの家電リサイクル工場のPETECと乾電池工場のPECBEで、再生可能エネルギー発電設備の導入や、再生可能エネルギー由来電力の調達、さらには化石燃料由来CO2の排出をオフセットするクレジットの活用などにより、CO2ゼロを実現した。

ガルーダ航空「エクスパンダー」描いた飛行機の運航開始

ガルーダ航空「エクスパンダー」描いた飛行機の運航開始

ガルーダ・インドネシア航空はこのほど、三菱自動車のMPV「エクスパンダー」を描いた特別塗装機の運航を開始した。両社は今後、新たなフリートプログラムやブランディングプロジェクトなどを通じて、協力関係をさらに強化していく。
エクスパンダーのインドネシアにおける小型MPVセグメントでのシェアは、44%に達している。機体の運航に先立ち、三菱自動車は2018年12月、ガルーダ・インドネシア航空に購入された401台のエクスパンダーを納入している。

インアゴーラ 資生堂ジャパンの6人気ブランドをワンドゥで販売

インアゴーラ 資生堂ジャパンの6人気ブランドをワンドゥで販売

日本商品特化型越境ECプラットフォーム「豌豆(ワンドゥ)プラットフォーム」を運営するインアゴーラ(所在地:東京都港区)は3月1日から、資生堂ジャパン(所在地:東京都中央区)が展開する「アクアドール」をはじめとする人気6ブランドを販売開始した。
免税サイトでの販売実績とは別に、今回「豌豆公主(ワンドゥ)」で販売開始したのは、コスメティクス「アクアレーベル」「インテグレート」「マキアージュ」「リバイタル」、ヘアケア「アデリゲン」、美容食品「ピュアホワイト」の計6ブランド。

偕行会G インドネシア・パレパレ市と新病院開設の覚書

偕行会G インドネシア・パレパレ市と新病院開設の覚書

医療法人・偕行会グループ(本部:名古屋市中川区)は2月27日、インドネシア南スラウェシ州パレパレ市と2月18日に「パレパレ市新病院開設に関する覚書」を締結したと発表した。
これにより同グループは、パレパレ市に2020年開設(予定)の「南スラウェシ州パレパレ市総合病院ドクターハスリ アイヌン ハビビ病院」の運営に関するコンサルティングや病院で働く医療スタッフの教育を担うことになる。同病院は最大1,000床の予定。
パレパレ市は人口13万人の地方都市。同グループはこれまで、同市内のアンディマカッサウ総合病院の透析室で水質改善に努めるとともに、透析患者に友好な運動療法や栄養療法のほか、スタッフ教育のノウハウも提供してきている。
また、同市はインドネシア第3代大統領ユスフ・ハビビ氏の生誕地でもある。