IIJ ベトナム向けクラウドサービスをハノイに拡大
インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区)は、ベトナムIT最大手FPTグループ傘下のFPTテレコン(本社:ハノイ)と共同展開しているベトナム国内向けパブリッククラウドサービス「FPT HI GIO CLOUD(エフピーティ ハイ ジオ クラウド)」で、従来のホーチミンに加えハノイに基盤サイトを拡大し、2019年2月下旬からサービスを提供開始する。これにより、顧客基盤の拡大とより幅広いニーズへの対応を目指す。
日揮 ベトナム最大級の太陽光発電所建設完工
日揮(JGC、横浜本社:横浜市西区)はこのほど、現地法人JGCベトナム社と共同で2018年3月、ベトナムTTC(タインタインコン)グループが過半出資するサライ電力合弁会社から受注したベトナム最大級の太陽光発電所建設案件(クロンパメガソーラープロジェクト)を同年12月に完工し、商業運転が同月より開始されたと発表した。
これに加え同社グループは、ベトナムタイニン省でTTCグループが主導する後続の太陽光発電所建設プロジェクト2案件を2018年5月および7月に相次いで受注、いずれも今春の完工を目指している。
これら3案件(プロジェクト)の発電容量の合計は約190MW(メガワット、直流)に達し、同社グループは発電容量ベースで同国最大級のメガソーラー発電所建設実績を持つことになる。
SGホールディングス タイの自社倉庫に「定温倉庫」設置
SGホールディングス(本社:京都市南区)はこのほど、グループの海外事業統括会社、SGホールディングス・グローバルPTE.LTD.のタイ現地法人、SG佐川タイは2018年12月24日、バンコク北部パトゥムターニー県バンカディ工業団地内で展開する自社倉庫内に定温保管(25℃)が可能な定温倉庫(延床面積4,186㎡)を新たに設置・稼働したと発表した。
近年タイ国内の小売市場は、スーパー・コンビニ等の近代的な小売店が増加し、海外製品の取り扱いや品質管理が求められる商材が増えてきており、定温倉庫の需要が拡大している。
SG佐川タイは、同工業団地からの安全・安心で高品質な定温物流サービスの提供を通じて、タイにおける事業領域の拡大につなげていく。
富士通 インドネシアで総合防災情報システム構築・稼働開始
富士通(本社:東京都港区)とPT.Fujitsu Indonesia(本社:ジャカルタ特別州、以下、富士通インドネシア)は、インドネシアの北スマトラ州防災局防災センター内に災害情報を一元管理し、災害時の迅速な意思決定および救助・復旧活動を支援する「FUJITSU Public Sector Solution 総合防災情報システム(以下、総合防災情報システム)」を構築し、2019年1月から同局で稼働を開始したと発表した。同システムにより、リアルタイムに現場を可視化し、災害における初動体制の強化に貢献する。
北スマトラ州は世界有数の活火山、シナブン山の火山活動に起因する噴火の災害などに加え、熱帯気候の影響で集中豪雨が多発、土砂崩れや洪水なども頻発している。