日米欧の主要7カ国(G7)は3月24日、激しい戦闘が続くウクライナ情勢を議論する首脳会議を開いた。会議後の共同声明では、ロシアへの追加の経済制裁について「必要に応じて講じる用意がある」と宣言。制裁の具体策には触れなかった。また、ロシア側が使用も辞さない構えを示している化学兵器や核兵器の使用の脅威への警告も打ち出した。
このほか、G7は「すべての国に対し、ロシアが侵略を続けるための軍事やその他の支援を行わないよう求める」ことでも一致した。中国へのけん制が念頭にある。
岸田首相 平和交渉中断発表受けロシアに抗議の考え表明
日本 カンボジアの電力供給安定などに5億円の無資金協力
ロシア 日本との平和条約交渉打ち切り 制裁に反発
日本 インドに7件・3,122億円の円借款供与
日本政府は、インドの保健システム強化貨物鉄道建設、上下水道整備など7件に総額3,122億5,800万円を限度とする円借款を供与する。
案件別内訳は「アッサム州保健システム強化計画」に456億500万円、「ベンガルール上下水道整備計画(フェーズ3)(第二期)」に370億6,800万円、「貨物専用鉄道建設計画(フェーズ2)(第三期)」に1,165億2,000万円、「北東州道路網連結性改善計画(フェーズ6)」に231億2,900万円、「タミル・ナドゥ州気候変動対策生物多様性保全・緑化計画」に105億3,500万円、「ウッタラカンド州統合的園芸農業開発計画」に64億100万円、「チェンナイ地下鉄建設計画(フェーズ2)(第二期)」730億円。
岸田首相 カンボジア首相と会談 軍隊の撤退要求
G7サミット 3/24にベルギーで開催 ウクライナ危機協議
対ロシア,インドに国際協調促す 日印首脳が会談
ゼレンスキーウクライナ大統領の国会演説 3/23日実施
ベトナム高専 日本方式で技術者を育成 交流促進
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、ベトナム労働傷病兵社会問題省と商工省はこのほど、日本の国立高等専門学校機構(高専機構)との間でベトナム高専モデル委員会を設置し、ベトナムの工業人材の育成とベトナム・日本間の教育活動の交流を促進する。
高専モデル委員会の運用期限は2024年3月31日(高専機構の第4次中期計画のの目標年限)。両国が合意すれば、運用期間の延長が可能。日本の高専教育をモデルに、ベトナムの教育制度に基づくカリキュラムを共同開発する。ベトナムのパイロット校と日本、モンゴルの高専の生徒によるロボコン大会や、日本での3~6カ月のインターンシップや1年間の教師養成プログラムなどが計画中で、日本企業の要求水準に応える人材育成に取り組む。