安保理の拒否権に説明責任 国連総会が決議採択

国連総会は4月26日、安全保障理事会で拒否権を発動する常任理事国に説明責任を求める決議を議場の総意で投票なしで採択した。拒否権が行使された場合、自動的に国連総会を招集したうえで説明を求める。ロシアなどによる拒否権の乱発を抑制するのが狙い。
拒否権を持つ安保理常任理事国5カ国のうち米英仏、原案を作成したリヒテンシュタインなど82カ国が共同提案した。