総合優勝は日馬富士 大相撲ジャカルタ巡業に1万4000人
インドネシアの中央ジャカルタのイストラ・スナヤン屋内競技場で8月24、25の両日、大相撲のジャカルタ巡業が行われた。モンゴル・ウランバートル巡業以来5年ぶりの海外巡業に、2日間で延べ1万4200人(主催者発表)が詰めかけ初の日本の大相撲を楽しんだ。観客の8割以上が在留邦人だった。
取組はトーナメント形式で行われ、1日目は準決勝で横綱・白鵬を寄り切った大関・稀勢の里が、2日目は決勝で白鵬を下した日馬富士が優勝。1日目の決勝戦と同じ顔合わせになった総合優勝決定戦では、日馬富士が勝ち、横綱の面目を保った。取組終了後、1日目はプディオノ副大統領から稀勢の里に、2日目はロイ・スルヨ青年スポーツ担当相から日馬富士にそれぞれ優勝杯が授与された。
初の東南アジア巡業へ白鵬・日馬富士らがジャカルタ入り
初の東南アジア巡業へ白鵬・日馬富士らがジャカルタ入り
東南アジアで初の巡業となる大相撲ジャカルタ場所(24、25日)を前に、白鵬、日馬富士の両横綱を含む幕内力士の相撲団一行が8月22日、ジャカルタに到着した。今年は日本とインドネシアとの国交樹立55周年、日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)との交流40周年の節目。白鵬は「インドネシアの皆さんに、これぞ相撲というものを見せたい」と上機嫌で話していた。ユドヨノ大統領も巡業地を訪れる予定という。大相撲の海外巡業は、2008年のウランバートル以来で5年ぶり。
JKT48がイ語で「恋するフォーチュンクッキー」リリース
JKT48がイ語で「恋するフォーチュンクッキー」リリース
日本のアイドルグループAKB48の32枚目シングル「恋するフォーチュンクッキー」が8月21日、発売された。同じ日にAKB48の姉妹グループで、インドネシアのジャカルタで活動するJKT48も、インドネシア語で歌う「恋するフォーチュンクッキー」をリリースした。日本のAKB48から移籍した仲川遥香さんがセンターを務めている。
CHEMISTRYの川畑要がインドネシア作品で映画デビュー
CHEMISTRYの川畑要がインドネシア作品で映画デビュー
昨年4月に活動を休止した男性デュオ、CHEMISTRYの川畑要(34)が12月にインドネシアで公開される映画「BUSHIDO SPIRIT」(日本公開日未定)でスクリーンデビューすることが8月9日、分かった。この日は東京・青梅のZepp DiverCity Tokyoで初のソロツアー最終日を迎え、ファンに報告したもの。
同作品は日本とインドネシアの交流の一環で製作される記念作で、インドネシアの少年が主役。川畑は歌手ながら空手有段者の日本人で、家族を失い心を閉ざした少年に空手を教える師匠役。すでに日本での撮影を終え、9月からインドネシアでの撮影が始まるという。
インテル会長がインドネシア実業家と会談 クラブ売却目前か
インテル会長がインドネシア実業家と会談 クラブ売却目前か
イタリア・ミラノを本拠地とするサッカークラブの名門、インテルのマッシモ・モラッティ会長は7月25日、ミラノでインドネシアの実業家エリック・トヒル氏と会談した。クラブ売却に関する交渉があったとみられているが、モラッティ会長は報道陣に対して、「何もない」とコメントしている。ただ、当事者のコメントにもかかわらず、イタリアのメディアは、モラッティ会長とトヒル氏がクラブの75%の株式譲渡に関して合意しているとみている。イタリア「スカイ」は、さらに踏み込み、トヒル氏が4億ユーロ弱で75%弱の株式を取得し、その後の2年間で残りの株式も取得する見通しだ-とも報じている。
インドネシア選抜健闘!リバプールは苦戦するも勝利
インドネシア選抜健闘!リバプールは苦戦するも勝利
サッカーのイングランド・プレミアリーグのリバプールは7月20日、ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムでインドネシア選抜と親善試合を行い、2-0で勝利した。インドネシア選抜の健闘が光った。戦前は、格上のリバプールだけに余裕の試合運びが予想されていたが、インドネシア選抜の堅い守備に苦しみ、試合はリバプールにとって苛立ちを募らせる展開となった。だが、終盤ようやく追加点を奪って勝利を手にした。同じプレミアリーグの7月14日のアーセナル戦では屈辱的な0-7の惨敗だっただけに、今回は敗れはしたものの、インドネシアのサッカーファンは満足感をのぞかせた。
JKT48が首都で初の大コンサート ヒット曲を熱唱!
JKT48が首都で初の大コンサート ヒット曲を熱唱!
初の全国ツアー中のインドネシアのアイドルグループ、JKT48は7月3日、午後7時から中央ジャカルタ・スナヤンの屋内テニス場で、首都ジャカルタの初公演となるコンサート「はじめまして。JKT48と申します。」を開催した。約2時間半にわたり、「ヘビーローテーション」「ポニーテールとシュシュ」「フライングゲット」「会いたかった」などヒット曲を次々と熱唱。10~20代の若者を中心とする熱狂的な約2000人のファンを沸かせた。観客は赤、青、黄色のペンライトを振ってコンサートを盛り上げた。
JKT48のジャカルタ公演チケットを専用劇場で販売開始
JKT48のジャカルタ公演チケットを専用劇場で販売開始
アイドルグループ、JKT48の初の全国ツアー、7月3日(水)、4日(木)のジャカルタ公演のチケット販売が6月25日、中央ジャカルタのfXモールの専用劇場で開始された。販売時間は午前10時~午後8時。スナヤンの屋内テニス競技場で行われるジャカルタ公演は7月3日午後7時~、4日午後2時~、同7時~の3回。チケットは25万~35万ルピア。
JKT48の野澤玲奈がAKB48を兼任 初の”逆輸入”
JKT48の野澤玲奈がAKB48を兼任 初の”逆輸入”
AKB48の姉妹ユニットで、インドネシアのジャカルタを拠点に活動するJKT48の「レナ・ノザワ」こと野澤玲奈さんが、AKB48を兼任することが明らかになった。海外の姉妹ユニットのメンバーがAKB48を兼任する”逆輸入”は初めてのケース。
野澤さんは2011年11月に行われたJKT48の第1期生の最終オーデションで合格し、チーム唯一の日本人メンバーとして活動を開始。12年には高城亜樹さん、仲川遥香さんというAKB48からの”留学生”も迎え、中心メンバーとしてJKT48を引っ張ってきた。今回の兼任は6月18日、JKT48の専用劇場のステージで発表された。
JKT48が6/23から5都市で結成後初の全国ツアー
JKT48が6/23から5都市で結成後初の全国ツアー
日本のAKB48の姉妹ユニット、インドネシアのアイドルグループJKT48は結成後、初めての全国ツアーを6月23日から全国5都市で実施する。JKT48はこれまでは定員220人の専用劇場やイベントで小規模な公演が大半だった。今回の数千人規模の公演は”日本発インドネシア産アイドル”の、成長過程の大きな節目となりそうだ。
公演するのは南スラウェシ州マカッサル(23日)、中部ジャワ州ソロ(27日)、東カリマンタン州バリックパパン(28日)、東ジャワ州スラバヤ(30日)、ジャカルタ特別州(7月3、4日)。各都市で1000~5000人の集客を見込んでいる。地方都市の公演には1期生が出演し、ジャカルタでは研修生も参加する予定。チケット料金は公演や席によって異なり、9万ルピア~40万ルピア。申し込みは6月19日からで先着順。