総合優勝は日馬富士 大相撲ジャカルタ巡業に1万4000人
インドネシアの中央ジャカルタのイストラ・スナヤン屋内競技場で8月24、25の両日、大相撲のジャカルタ巡業が行われた。モンゴル・ウランバートル巡業以来5年ぶりの海外巡業に、2日間で延べ1万4200人(主催者発表)が詰めかけ初の日本の大相撲を楽しんだ。観客の8割以上が在留邦人だった。
取組はトーナメント形式で行われ、1日目は準決勝で横綱・白鵬を寄り切った大関・稀勢の里が、2日目は決勝で白鵬を下した日馬富士が優勝。1日目の決勝戦と同じ顔合わせになった総合優勝決定戦では、日馬富士が勝ち、横綱の面目を保った。取組終了後、1日目はプディオノ副大統領から稀勢の里に、2日目はロイ・スルヨ青年スポーツ担当相から日馬富士にそれぞれ優勝杯が授与された。