米国の雑誌「タイム」は様々な分野で世界をリードすると期待される「次世代の100人」を発表。ドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』に出演し、今年のエミー賞で主演女優賞を受賞したアンナ・サワイさんが選ばれた。SHOGUN 将軍のプロデュースと主演を努めた真田広之さんはアンナ・サワイさんについて「どんな役でも演じることができ、何でもこなせる才能がある。今後ますます活躍の場を広げていくだろう」とコメントしている。
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若冲・応挙の合作”国宝級”屏風見つかる ”鶏”と”鯉”がコラボ
江戸時代中期に活躍した絵師、伊藤若冲(1716〜1800年)と、円山応挙(1733〜1795年)が合作した屏風が見つかった。この作品が展示される予定の大阪中之島美術館が10月2日、東京都内で記者発表した。今回見つかったのは、金地に水墨で描かれた屏風で、右側と左側に分かれており、それぞれの高さは1m66、幅は1m78。若冲の署名のある左側の「竹鶏図(ちっけいず)屏風」(1790年以前作)には、虫食い穴のある竹の葉や、尾羽が力強くしなる鶏が描かれている。一方、応挙が手掛けた右側の「梅鯉図(ばいりず)屏風」(1787年作)は、筆の勢いを感じさせる大胆な梅と、緻密にうろこが描き込まれた鯉が表現されている。紙の継ぎ目が揃っていることなどから、「二曲一双」と呼ばれる一対の作品とみられる
この2人、同時期に京都にいながら、これまで直接のつながりを示す資料はほぼなかった。確認した美術史家山下裕二・明治学院大教授は「若冲と応挙の接点を示す初めてで唯一の作品。両者の個性が遺憾なく発揮され、非常に基調な発見」と評価している。
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ナワリヌイ氏の死因は”毒殺だった”ロシアの調査報道サイト
ロシアの調査報道サイト「インサイダー」は9月29日、捜査当局の文書を独自に入手したとして、今年2月に刑務所で死亡した反体制の指導者、ナワリヌイ氏の死因について、政権側が発表した自然死ではなく毒殺だったと報じた。
報道によると、当初文書には、ナワリヌイ氏の健康状態が急激に悪化し、腹痛を訴えおう吐し、けいれんしたことなどが医療スタッフに報告されたと記載されていたものの、こうした内容はすべて削除されたという。そして、2020年に毒殺未遂事件の被害に遭ったナワリヌイ氏を治療したロシア人医師らは、腹痛とけいれんが起きる間隔が短かったことなどの症状から、死因を「毒物の混入以外で説明することは難しい」と指摘しているという