三菱自 ヒト型ロボへ参入, 東大新興と国内量産

三菱自動車は7月9日、国内工場でヒューマノイド(ヒト型ロボット)の量産を始めると発表した。出資する東京大学発スタートアップのHighlanders(ハイランダース、本社:東京都豊島区)と共同開発したロボットを、三菱自動車がエンジンを生産している京都工場の遊休スペースに、新たに生産設備を導入する。2027年にも生産開始する。生産能力は月1,000台とし、将来は外販も検討し、新たな収益源に育成する。
量産するヒト型ロボットは、人間と同様に顔部分にカメラや音声システムを集中させ、顔で認識した映像などをもとに、AI(人工知能)が手足などの関節を自動で動かす。

韓国 特別検察 旧統一教会総裁に懲役13年求刑

韓国ソウルの中央地裁は7月10日、便宜を受ける目的で尹錫悦(ユン・ソンニョル)前政権側に金品を提供したとして政治資金法違反などの罪に問われた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)総裁、韓鶴子(ハン・ハクチャ)被告の公判が開かれた。前大統領夫人らがからむ犯罪の立証を担う特別検察官側は、韓被告に懲役13年を求刑した。

公取委 ノーリツに勧告 金型を無償保管させる

公正取引委員会は7月8日、約5,000個の金型を下請け企業に無償保管させていたとして、ガス給湯器大手、ノーリツ(本社:神戸市)を下請法(現 中小受託取引適正化法)違反と認定し、費用の支払いと再発防止を求める勧告を出した。
公取委によると、ノーリツは2023年6月以降、給湯器や風呂釜などの部品製造を委託した下請け先41社に、長期間発注しないまま計5,242個の金型を無償保管させていた。ノーリツは国内家庭用給湯器市場で約40%のシェアを占めている。

大阪・寝屋川市 空き家税条例, 全国初市域対象

大阪府寝屋川市が空き家の流通を促す空き家税を導入する条例案が7月9日、同市議会本会議で全会一致で可決、成立した。2029年度からの課税開始を目指す。
空き家税を巡っては、京都市が利便性の高い市街化区域を対象に導入する動きがあるが、市域全域を対象とするのは、同市が全国で初めて。
空き家税条例制定の目的について、広瀬慶輔市長は「歳入確保ではなく、空き家の所有者行動変容」と強調する。賃貸用や売却用などを除く空き家の流通を促すためで、空き家の所有者に負担を求める。

空飛ぶクルマ 東京都27年度に観光遊覧へ実証加速

東京都は、空飛ぶクルマ(電動垂直離着陸機、eVTOL)の2027年度からの乗客を乗せる観光遊覧実現へ向け、2026年度から実証実験を本格化させる。2027年1〜3月に多摩川上空と臨海部で規模を拡大させた実験を行う。また、一部市街地での早期の社会実装に向けて取り組みを加速させる。
小池都知事は7月6日、都庁で開いた官民協議会で、「東京から”空の移動革命”を実現するためにも力を尽くしたい」と明言した。

大坂なおみ ウィンブルドン4強入りならず

テニスのウィンブルドン選手権第9日は7月7日、ロンドン郊外のオールドイングランド・クラブで行われた。女子シングルス準々決勝で第14シードの大坂なおみが第10シードのカロリナ・ムホバ(チェコ)と対戦。大坂は、2日前のアリーナ・サバレンカ(第1シード、世界ランキング1位)の疲れが響いたか、粘り切れず、6−7、4−6でストレート負けを喫した。この結果、日本女子で1996年の伊達公子以来の4強入りはならなかった。

NATO首脳宣言を採択 トランプ氏とは隔たり

トルコの首都アンカラで開かれていた北大西洋条約機構の首脳会議(NATOサミット)が7月8日、首脳宣言を採択して閉幕した。
宣言では、NATOの根幹である、一つの加盟国が攻撃を受けたら、すべての国が攻撃されたとみなし、互いに支援する「集団防衛」の原則を確認した。
トランプ米大統領が求めた防衛費の負担増については、欧州諸国やカナダが応じた。だが、トランプ氏はそれでもなおNATOへの批判を継続。結束とはほど遠い状況が浮き彫りになった。

26年1〜6月倒産 12年ぶり5,000件超 サービス業等

東京商工リサーチのまとめによると、2026年1〜6月の企業倒産は全国で5,346件で上半期としては2014年以来、12年ぶりに5,000件を超えた。このうち物価高を理由にした倒産はは439件で、2022年以降の円安ドル高局面で初めて400件を超えた。
倒産件数は前年同期比7.1%増で、5年連続で前年を上回った。負債総額は6.4%増の7,340億円、前年同期を上回るのは4年ぶり。小規模・零細企業が倒産件数を押し上げる傾向は続いている。
10産業のうち8産業での倒産が前年同期を上回った。最多はサービス業で、7.1%増の1,819件で全体の34%を占めた。次いで、職人不足や資材高が深刻な建設業が5.8%増の1,026件だった。

京都・祇園祭「鉾建て」14日までに23基の山鉾

京都・祇園祭の見せ場”山鉾巡行”の「前祭(さきまつり)」を7月17日に控え、参加する山鉾の組み立て、「鉾建て」が9日、京都市内、四条通など中心部で始まった。
釘を全く使わずに木材を固定する”縄がらみ”という伝統技法で、巨大な鉾を組み立てる。14日までに合わせて23基の山鉾が完成する。
24日の山鉾巡行・後祭(あとまつり)に向けては、合わせて11基の山鉾が18日から23日に組み立てられる。