回転すし大手のくら寿司(本社:大阪府堺市)は7月2日、中国本土の全3店舗を年内に閉店することを明らかにした。2023年6月に出店した中国本土1号店、上海市の「上海龍之夢中山公園店」は2025年6月30日に閉店。残りの2店舗も年内で閉店を見込む。ただ、現地法人は存続し、出店計画を再検討する方針を示した。
中国本土では同業のフード&ライフカンパニーズの「スシロー」やゼンショーホールディングスの「はま寿司」が先行しており、本土進出で後発のくら寿司は、知名度不足から集客に苦戦していた。
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「七月大歌舞伎」前に尾上菊五郎さんらが「船乗り込み」
大阪松竹座で7月5日から始まる「七月大歌舞伎」に出演する歌舞伎俳優らが船に乗って顔見世する「船乗り込み」が7月1日、大阪・ミナミで行われた。船乗り込みには、歌舞伎俳優たちが江戸や京都から大阪に到着した際に行われていた儀式。
同日は尾上菊五郎さん、尾上菊之助さん、人間国宝の片岡仁左衛門さんら19人の歌舞伎俳優が参加。幟(のぼり)や提灯で飾り付けられた船に乗り込んだ。一行は道頓堀川など2.5kmほどの川を船で巡り、川沿いの歌舞伎ファンの拍手や紙吹雪で出迎えられる中、戎橋のたもとに到着。その後、公演が行われる大阪松竹座に場を移し会見。最後に片岡仁左衛門さんの音頭で「大阪締め」をして、公演の成功を祈った。七月大歌舞伎は7月5〜24日まで。
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大阪に早めの夏到来 6/30 第一弾「愛染まつり」始まる
今年は異例の短い梅雨で、早めの夏到来の大阪で6月30日、夏祭りの第一弾、恒例の愛染堂勝鬘院(所在地:大阪市天王寺区)の「愛染まつり」が始まった。
初日の同日は、折から30度を超える真夏日の中、「愛染娘」と呼ばれる、お揃いの浴衣姿の8人の女性が、提灯や造花などで飾り付けられた「宝恵かご」に乗り込み、担ぎ手たちとともに、汗だくになりながら愛染堂までのおよそ1kmを練り歩いた。道中、太鼓や鐘の音に合わせて「あいぜんさんじゃ、ほーえーかーご」などの威勢のいい掛け声を響かせ進み、愛染娘らは集まった見物客に愛嬌を振りまき、写真に収まっていた。
愛染まつりは、天神祭、住吉祭とともに、大阪の三大夏祭りの一つとして、例年は大阪に夏の訪れを告げる祭りとして親しまれている。
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25年路線価4年連続上昇 伸び2.7% 35都道府県で上昇
国税庁は7月1日、相続税や贈与税の算定基準となる2025年分の路線価(1月1日時点)を発表した。全国約32万地点の標準宅地の平均は前年に比べ2.7%上昇した。上昇は4年連続。現在の算出方法となった2010年以降では最大の伸び率で、2年連続で過去最大を更新した。
標準宅地の変動率を都道府県別でみると、35都道府県で上昇し、昨年より6県増えた。下落は4県減って12県だった。全国の最高路線価地点のうち、上昇率がトップだったのは32.4%上昇した長野県白馬村。このほか北海道富良野市(30.2%上昇)、東京都の浅草(29.0%上昇)、岐阜県高山市(28.3%上昇)など全国有数のリゾート地や観光地が顔を並べている。