鈴木敏文 セブン&アイ元会長死去93歳

国内小売業大手、セブン&アイホールディングス(HD)元会長で名誉顧問の鈴木敏文氏が5月18日、心不全のため死去した。93歳だった。告別式は近親者で執り行う。喪主は長男、隆文氏。後日、お別れの会を開く予定。
長野県出身。1963年、イトーヨーカ堂に入社。1073年にヨークセブン(現セブンーイレブン・ジャパン)の設立に携わり、1974年にコンビニエンスストアの国内1号店を東京・豊洲に出店。日本市場にはそれまでなかったコンビニエンスストアを根付かせ、実質的な創業者として、国内コンビニ最大手まで育て上げた。

カンヌ映画祭 女優賞に岡本多緒さんら

第79回カンヌ国際映画祭は5月23日、濱口竜介監督「急に具合が悪くなる」に主演の岡本多緒さんとヴィルジニー・エフィラさんを女優賞に選出し、閉幕した。女優賞の受賞は日本人俳優、日本人監督作品ともに初めて。最高賞パルムドールはクリスティアン・ムンジウ監督の「フィヨルド」が受賞した。

今村聖奈快挙 オークス制覇ジュウリョクピエロ

3歳牝馬によるクラシックレース第2弾、オークス(芝2400m、G1、18頭出走)は5月24日、東京競馬場で行われた。このレースで今村聖奈(22)がジュウリョクピエロ(5番人気)で日本競馬史上初めてクラシックレース(G1)に騎乗し、優勝するという快挙を達成した。ゴール前の激しい競り合いを見事に制した。
走破タイムは2分25秒6だった。JRA(日本中央競馬会)所属の女性騎手がG1を勝つのは史上初。ジュウリョクピエロはG1初制覇で、1着賞金1億5,000万円を獲得した。寺島良調教師もこのレース初勝利。
2着は首差で3番人気のドリームコア、3着にはさらに首差で2番人気のラフターラインズが入り、1番人気の桜花賞馬スターアニスは直線伸びを欠き、12着に終わった。

若隆景 2度目の賜杯 優勝決定戦で霧島下す

大相撲夏場所は小結・若隆景(31)が、最初の賜杯から4年2カ月、25場所ぶり2度目の優勝を飾った。
両国国技館での千秋楽の5月24日、本割の取り組みを勝ち12勝3敗で並んだ大関・霧島との優勝決定戦で、若隆景は得意の力強い”おっつけ”、下からの攻めで霧島の差し手を封じ、あっけなく寄り切った。
若隆景は7度目の技能賞も受賞した。三賞は8度目の受賞。敢闘賞はともに11勝4敗の義ノ富士と伯乃富士が揃って2度目の受賞。殊勲賞は該当者がなかった。

144人が犠牲 十勝岳の”大正泥流”から100年

1926年、北海道中央部に位置する十勝岳が噴火し、計144人が犠牲となった火山泥流から5月24日、節目の100年となった。この大正泥流、20世紀以降、日本国内では犠牲者数が最多の火山災害とされる。
火山の噴火による溶岩流ではなく、泥流と表現されるのには理由がある。十勝岳の噴火で山の一部が崩れ、雪を溶かしたことで、大規模な泥流が発生、川に沿って約25km下流まで一気に到達。上富良野町をはじめとした集落を一瞬のうちにのみ込んだのだ。
作家、三浦綾子さんの小説「泥流地帯」などの題材となっている。そして、被災地にはこの折の生々しい惨状や体験、記録が残され、代々語り継がれている。

外食チェーンに中東危機の”影” 影響直撃も

中東危機の影響が外食チェーン各社に及んできた。持ち帰り容器や卓上で使う固形燃料の不足などが徐々に表面化、店舗運営、業績に響く懸念が広がっている。
現時点では先行きの読め切れない要因があまりにも多い。そのため、次期の業績見通しや中期経営計画を公表先送りしている。また、事態が深刻化すればメニュー変更などの対処も検討しなければならなくなると警戒している。

核不拡散「NPT」瓦解の危機 3回連続で決裂

米国・ニューヨークの国連本部で行われていた核拡散防止条約(NPT)の再検討会議は最終日の5月22日、複数の当事国に配慮し、大幅に後退した内容だったが、その成果文書を採択できずに閉幕した。
今回で3回連続の決裂となり、1970年の条約発効以来、初めて。核軍縮や核不拡散の基盤となるNPT体制は、いまや瓦解の危機にある。

”東北絆まつり” 盛岡で開幕, 6県の夏祭り集結

東日本大震災からの復興を願い青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島の東北6県を代表する夏祭りが一堂に会する「東北絆まつり」が5月23日、盛岡市で開幕した。
市中心部で行われたパレードでは、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、青森ねぶた祭りなどが集い、約2kmを練り歩いた。盛岡市は23、24日の2日間で計約30万人の来場者を見込んでいた。
東北絆まつりは、2016年まで開かれら「東北六魂祭」の後継行事として2017年に始まり、会場を6県持ち回りで行われている。昨年は特別に大阪・関西万博会場で開催された。

川崎重工 協業加速へ米シリコンバレーに開発拠点

川崎重工業は5月22日、AI・半導体分野における日米連携を加速するために、米国・シリコンバレーにフィジカルAIの社会実装を推進する拠点「Kawasaki Physical AI Center San Jose」を開設したと発表した。同拠点をベースに、AI開発を行う世界のトッププレイヤー、NVIDIA、Analog Divices、Microsoft、富士通などとの協業を推進していく。