世界で1日10億食超を無駄に 日本は4,800万食相当を廃棄

国連環境計画(UNEP、本部:ケニア・ナイロビ)は2022年の世界の食品廃棄量について、「世界の家庭は1日当たり10億食超を無駄にしている」との推計を公表した。各国の統計などをもとにした推定では、2022年に世界の家庭から出た食品廃棄物は6億3,100万トンで1人当たり79kg
だった。日本では実に1日約4,800万食相当の食品が捨てられたとみられる。こうした状況をUNEPは、新興国などで「多くの人が飢餓に直面している中で、起きている世界的な悲劇だ」と警告している。

大谷がメジャー通算175号 松井に並ぶ 日米1,000安打到達

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(29)が4月12日、ロサンゼルス・ドジャースタジアムで行われたパドレス戦の一回に4号本塁打を放ち、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜さん(49)の日本選手最多記録に並ぶメジャー通算175号をマークした。また、五回には二塁打を放って、日米通算1,000安打に到達した。内訳は日本で296本、米国で704本。
記録に並ばれた松井さんは、「(大谷は)昨年本塁打のタイトルを取ったほどのパワーも技術もある選手。今後も200、300、400本と日本の野球ファンが喜ぶ数字を残していくことを私も応援している」と祝福のコメントを発表した。

国内の22年度温室効果ガス排出量2.5%減で過去最少

環境省によると、2022年度に国内で排出された二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの量は前年度比2.5%減り、およそ11億3,500トンだった。これは温室効果ガス排出量の算定を始めた1990年度以降、最も少ない量だ。
部門別のCO2の排出量は、産業部門で鉄鋼業の生産が減少したことなどから前年度比およそ1,970万トン減少し、家庭では暖冬で暖房の需要が減少し同およそ220万トン減少した。ただ、自動車など運輸部門では新型コロナウイルス禍の影響が落ち着き、人の移動が増加したことなどから、同およそ720万トン増加した。
政府は国内の温室効果ガスの排出量を、2030年度に2013年度比46%削減する目標を掲げており、2022年度時点で22.9%の削減となっている。

1人暮らし 2050年に44% 未婚の高齢者急増, 男性は6割

厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所がまとめた将来推計によると、2050年に全5,261万世帯の44.3%にあたる2,330万世帯が1人暮らしとなり、うち65歳以上の高齢者が半数近くを占める見通しだ。
2050年の世帯総数は2020年から310万減る一方で、1人暮らし世帯は215万増える。65歳以上の1人暮らしは2020年の738万世帯から2050年には1,084万世帯へ増加。その結果、1人暮らし世帯全体に占める割合は34.9%から46.5%に拡大、上昇する。
こうした背景の一つに結婚しない人の増加があるとみられる。2050年には1人暮らしの高齢者のうち未婚の割合は男性で59.7%とほぼ6割に上り、30年間で26ポイント増加する。女性も30.2%と同様に30年間で18ポイント余り増えると推計している。

USスチール臨時株主総会で日本製鉄による買収案承認

米製鉄大手USスチールは4月12日、オンライン形式で臨時株主総会を開き、日本製鉄による買収案が承認された。賛成率は98%を上回り、粗鋼生産規模が世界第3位の巨大鉄鋼メーカー誕生へ一歩前進した形。ただ、USスチール買収にはまだ高いハードルが残されている。全米鉄鋼労組(USW)が雇用の問題などを巡り反発が伝えられているほか、今秋の米大統領選を巡る候補者の思惑も絡んで先行きには不透明感が漂っている。

元横綱曙太郎さん死去 54歳 外国出身力士史上初の横綱

大相撲で外国出身力士として史上初めて横綱となった曙太郎さんが心不全で亡くなった。54歳だった。ハワイ・オアフ島出身。
曙は身長2m3cm、体重200kgを超える体格と長いリーチを生かした突き押し相撲で活躍、初土俵同期の若乃花、貴乃花とともに、当時の相撲人気をけん引した。優勝回数11回。引退後、プロレスなど他の格闘技に舞台を移して活動した。

ADB アジアの24年成長率4.9% インドが牽引, 中国は鈍化

アジア開発銀行(ADB)は4月11日、2024年のアジア太平洋46カ国・地域(日本など除く)の経済成長率が4.9%と、2023年の5.0%とほぼ同水準、2025年も4.9%となるとの予測を公表した。
中国の成長率は4.8%と2023年の5.2%から鈍化する。不動産市況の低迷や消費の減退が響くと見込む。一方、インドは2025年まで毎年7%以上の伸びを予想。ITや製造業に対する投資主導の成長が「アジア経済の主要な牽引役となる」と指摘している。東南アジア全体では2024年は4.6%と予測。前年の4.1%から成長が加速すると見込んでいる。

ホシザキ 子会社がフィリピン2社を計114億円で子会社化

厨房機器をトータルに手掛けるホシザキ(本社・愛知県豊明市)は4月11日、連結子会社のHOSHIZAKI SOUTHEAST ASIA HOLDINGS PTE.LTD.(所在地:シンガポール)を通じて、フィリピンのフードサービス機器の輸入販売会社TECHNOLUX EQUIPMENT AND AUPPLY CORPORATION(以下、TLX社)の全株式および、HKR EQUIPMENT CORPORATION(以下。HKR社)の株式の80%を取得し、子会社化(孫会社化)すると発表した。取得価額は両社合わせて計約114億円。株式取得時期は5月の予定。
両社の株式を取得することで、既存顧客層への同社製品の拡販のみならず、フィリピンおよび東南アジア地域での事業拡大を図っていく。