核不拡散「NPT」瓦解の危機 3回連続で決裂

米国・ニューヨークの国連本部で行われていた核拡散防止条約(NPT)の再検討会議は最終日の5月22日、複数の当事国に配慮し、大幅に後退した内容だったが、その成果文書を採択できずに閉幕した。
今回で3回連続の決裂となり、1970年の条約発効以来、初めて。核軍縮や核不拡散の基盤となるNPT体制は、いまや瓦解の危機にある。

”東北絆まつり” 盛岡で開幕, 6県の夏祭り集結

東日本大震災からの復興を願い青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島の東北6県を代表する夏祭りが一堂に会する「東北絆まつり」が5月23日、盛岡市で開幕した。
市中心部で行われたパレードでは、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、青森ねぶた祭りなどが集い、約2kmを練り歩いた。盛岡市は23、24日の2日間で計約30万人の来場者を見込んでいた。
東北絆まつりは、2016年まで開かれら「東北六魂祭」の後継行事として2017年に始まり、会場を6県持ち回りで行われている。昨年は特別に大阪・関西万博会場で開催された。

川崎重工 協業加速へ米シリコンバレーに開発拠点

川崎重工業は5月22日、AI・半導体分野における日米連携を加速するために、米国・シリコンバレーにフィジカルAIの社会実装を推進する拠点「Kawasaki Physical AI Center San Jose」を開設したと発表した。同拠点をベースに、AI開発を行う世界のトッププレイヤー、NVIDIA、Analog Divices、Microsoft、富士通などとの協業を推進していく。

日置電機 ベトナム子会社にアフターセンター開設

日置電機(本社:長野県上田市)は5月21日、子会社のHIOKI ELECTRIC VIETNAM COMPANY LIMITED(所在地:ベトナム・ハノイ市)が、5月15日に同社製品の点検・修理に対応するアフターサービスセンターを開設したと発表した。
同センターの開設により、迅速な修理体制を整え、顧客満足度の向上をめざす。また、ベトナムでの同社製品な販売拡大や、現地に進出するグローバル企業とのと取引強化につなげていく。

幸楽苑 2033年に500店舗へ 時期を明確化

ラーメンチェーン大手の幸楽苑(本社:福島県郡山市)は5月21日、東京都内で行った決算説明会で今後の出店計画を明らかにした。運営店舗数を、これまで中長期目標としてきた500店舗まで増やす時期について、2033年3月期に据えた。
同社の2026年3月期末時点の運営店舗は357店で、2027年3月期には新たに10店を出店する。今後は2029年3月期に400店、2030年3月期に430店、2031年3月期に460店まで増やす。

ウォーシュ氏がFRB議長就任, 笑顔いつまで

ケビン・ウォーシュ氏(元FRB理事)が5月22日、FRB(米連邦準備理事会)の議長に就任した。就任宣誓式はFRB本部で行うのが通例だが、今回はトランプ大統領の意向だったのか、約40年ぶりにホワイトハウスで行われた。
ウォーシュ議長は「改革志向のFRBを率いる」と語った。同席したトランプ大統領は「私を見ずに、自らやりたいことをやってほしい」と笑顔混じりにあいさつした。
だが、本来の「FRBの独立性の堅持」を前面にトランプ氏と闘ったパウエル氏とは違うだろうが、ウォーシュ氏がトランプ氏の意に添わない金融政策に出た際、この笑顔がいつまで続くのか。周囲は冷静に見ている。

恐竜絶滅起こした小惑星衝突の痕跡 北海道で発見

東北大学、東京大学、福井県立大学などの研究チームは、約6,600万年前の白亜紀末にメキシコでユカタン半島付近で起きた小惑星衝突の衝突時に似た痕跡を示す地層を北海道東部の浦幌町をを流れる川流布(かわるっぷ)川の支流上流で発見したと発表した。地層が含む金属成分や微生物の化石などを詳しく分析し、白亜紀末を示すK/Pg境界層の一部であることを突き止めた。
小惑星衝突の痕跡が、科学的な証拠を伴って日本国内で見つかるのは初めて。これらの共同研究の成果は、科学誌「コミュニケーションズ・アース・アンド・エンバイロメント」に掲載された。
白亜紀末、小惑星の衝突により恐竜などの生物が大量に絶滅したとされている。小惑星に多く含まれたイリジウムやオスミウムなどの金属元素が地球全体に広く降り積もった。

25年度JASRAC徴収額 4年連続過去最高を更新

作詞・作曲家らに代わって楽曲の著作権使用料を徴収する日本音楽著作権協会(JASRAC)は5月20日、2025年度の徴収額が前年度比5.4%増の1,523億2,000万円に上ったと発表した。この結果、4年連続で過去最高を更新した。
分野別の最多は、ネットの音楽配信サービスや動画配信サービスなどの「インタラクティブ配信」で、同9.6%増の618億2,000万円だった。