外国人の在留手数料引き上げ, 改正入管法成立

外国人の在留審査にかかる手数料の上限を大幅に引き上げる改正入管難民法が5月29日、参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。立憲民主党や共産党は「「外国人住民や難民申請者に加重な負担を課し、排除を強める」などとして反対した。
出入国在留管理庁は今後、在留期間に応じた手数料の金額を政令で定め、年度内に実施する。在留審査にかかる手数料の上限は、現行法では一律に1万円。改正法では①在留資格の更新や変更は10万円②永住許可は30万円に引き上げる。
実際に徴収する手数料の金額は今後気埋める。①は現行の6,000円から、在留資格に応じて1万〜7万円程度に、②は現行の1万円から20万円程度に引き上げられる見通しだ。

米アンソロピックの企業価値154兆円に急伸

米国のAI(人工知能)開発の新興アンソロピックは5月28日、企業価値の評価額が9,650億ドル(約154兆円)に達したと発表した。2月からわずか3カ月で2.5倍に膨らんだ。高性能のAIの販売が大幅に伸びたためだ。この結果、「チャットGPT」で生成AI開発の先駆けとなり、AI新時代を切り開いた形の米オープンAIの評価額を初めて上回った。

ワコール 金型不要の立体成型技術開発拠点開設

ワコール(本社:京都市南区)は5月27日、金型を使わずに立体物を成型する技術の研究開発拠点を京都市内に開設したと発表した。この新技術「Meloop(メループ)」は、ポリウレタンなどの樹脂を熱で溶かし、3Dプリンターでつくった型に吹き付けることで立体の不織布をつくるもの。余った素材は熱で溶かして再利用できるため、製造コストの削減にもつながるという。

アマミノクロウサギ 25年交通事故死185件

環境省によると、国の特別天然記念物アマミノクロウサギの2025年の交通事故死の確認件数が、生息する鹿児島県奄美大島と徳之島合わせて185件に上り、2023年の175件を上回って過去最多だった。2022年から4年連続で100件を超えている。
アマミノクロウサギの2025年の死体確認件数は284件で、死因別では交通事故が奄美大島で157件、徳之島で28件となっている。環境省はドライバーに、夜間運転時はより注意するよう促している。

 

京都大など血液細胞7億年の進化を解明

京都大学などの研究チームは、血液や細胞の7億年に及ぶ進化の過程を解明したと発表した。この結果、血液で免疫機能を担うT細胞とB細胞は別の系統で進化していることが分かった。これにより、血液細胞や免疫細胞の精子の理解を深めることにつながり、病気の解明や新たな治療法の開発に繋がる可能性がある。
研究成果は5月25日(米国東部時間)の米科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された。

出光興産, 森空BR 木材から純国産SAF供給網

出光興産(本社:東京都千代田区)と森空(もりそら)バイオリファイナリー合同会社(本社:東京都千代田区、以下、森空BR)は5月27日、国産木材由来のバイオエタノールを起点とした純国産ATJ‐SAF(持続可能な航空燃料)のサプライチェーン構築に向け、覚書を締結したと発表した。
木質バイオマス由来の国産第二世代バイオエタノールと、出光興産が実用検証を進めるATJ技術をつなぐことで、原料開発からSAF利用までを国内で完結させるサプライチェーンの実現可能性について、共同で検討を進める。

富士通 米アンソロピックと戦略的連携契約

富士通は5月27日、米アンソロピックと戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。これにより、同社はアンソロピックの先端的なAI技術と、同社が長年培ってきた業種・業務ノウハウ、ミッションクリティカル領域のシステム構築・運用力を融合することで、日本企業のAIトランスフォーメーションを本格的に加速するとともに、重要インフラをはじめとする社会基盤の安全性・信頼性の強化に貢献する。

「レベル4で全員避難」5/29新防災情報スタート

気象庁などは、大雨や土砂災害などに警戒を呼びかける、新たな防災気象情報の運用を5月29日午後2時頃から始めた。
災害の種類・危険レベルごとに再編し、5段階レベルと色(危険度5から順に黒・紫・オレンジ・黃・白)で分け、危険度を分かりやすく示している。
新たな防災気象情報は、危険度が高い順に、レベル5(命の危険)、レベル4(全員避難)、レベル3(高齢者等は避難)、レベル2(避難行動の確認)、レベル1(今後の情報に注意)ーーとレベルごとに、どのような行動を取るべきかを明示した。

ヤクルト インドネシアで”ストロベリー風味”

ヤクルト本社は6月1日に、インドネシアで現地子会社を通じて「ヤクルト ストロベリー風味」を発売すると発表した。現地のヤクルトレディによる訪問や、スーパー、電子商取引(EC)で販売する。5本パックの価格は、ジャワ島内の宅配で1万1,000ルピア(約99円)、店頭とECは1万1,700ルピア(約105円)。1日当たり61万9,000本の販売を目指す。
同社はインドネシアで2025年6月に「ヤクルト マンゴー風味」を発売しており、新味第2弾。