順天堂大 iPS心筋シート移植を遠隔地で初実施 

順天堂大学は9月12日、iPS細胞からつくった心筋細胞からなるシートを重症の心不全患者に移植する臨床試験(治験)を実施したと発表した。この結果、心筋シートを遠隔地に輸送して問題なく移植できることを確認できたという。
この心筋シートは阪大発スタートアップのクオリプス(所在地:東京都中央区)が大阪府内の施設でつくり、順天堂大に新幹線などで輸送した。
治験を主導する大阪大学以外で実施したのは初めて。研究チームによると経過は順調で、まもなく退院予定という。今後は九州大学などで数例移植して有効性や安全性を調べる。2025年頃の実用化を目指す。

入国者の上限撤廃を検討 個人旅行,ビザ免除も

日本政府は10月までをめどに、新型コロナウイルスの水際対策で導入している1日あたりの入国者数の上限を撤廃する調整に入った。9月7日から緩和、実施している1日5万人の現在の制限をなくす。旅行事業者、宿泊事業者らの、水際対策のさらなる緩和要請を受けたもの
このほか、インバウンド需要復活に向け、個人旅行客の受け入れの解禁、短期滞在での査証(ビザ)取得の免除も併せて検討する。

マレーシア・KLで3年ぶり国際ハラル見本市開催

マレーシアの首都クアラルンプール(KL)で9月7〜10日、ハラル(イスラム教の戒律で許されたもの)製品見本市「第18回マレーシア国際ハラル見本市(MIHAS)」が開催された。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、会場での開催は3年ぶり。日本を含む32カ国・地域から計1,258ブースが出展、うちマレーシア国内からが8割を超える1,049ブースを占めた。なお、オンラインは11月15日まで実施されている。

中国福建省とラオス結ぶ国際貨物鉄道運行開始

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国の福建省福州市からラオスの首都ビエンチャンへ向かう国際貨物列車がこのほど運行開始した。これは2021年に中国雲南省昆明市とビエンチャンとの間で開通した中国ラオス鉄道が福州市まで延伸したもの。
中国産茶など農産物を主な貨物とし、福建省福州江陰港を出発。雲南省昆明市、磨●(モーハン)口岸を経由して5〜7日間でビエンチャンに到着する。

梅毒感染者 2年連続で過去最多更新 22年8,155人

性感染症の梅毒の2022年感染者数は9月4日時点で全国で8,155人に達し、集計が始まって以来、過去最多を更新した。最多だった2021年の7,875人(速報値)を上回った。2022年の年間ベースで1万人を超えるペースで感染者数の報告が続いている。
初期症状が軽いため感染に気づかないケースもあり、専門家は将来的に脳や心臓に重大な合併症が出ることもあると警鐘を鳴らす。

中国 8月の輸出の伸び鈍化 前月比でマイナスに

中国税関総署が9月7日発表した2022年8月の貿易統計(速報値)によると、輸出額が前年同月比7.1%増の3,149億2,050万米ドル(約45兆3,600億円)だった。政府のゼロコロナが”足かせ”となって回復テンポが鈍く、伸び率が大きく鈍化している。伸び幅は7月と比べ10.9ポイント鈍化し、7月比ではマイナスとなった。

日本のコロナ新規感染者 7週連続で世界最多

世界保健機関(WHO)のまとめによると、日本の新型コロナウイルスの8月29日〜9月4日の1週間の新規感染者数が前週比7%減少したものの、116万4,787人に上った。この結果、7週連続で世界最多となった。また、同期間の死者数でも日本は2,059人に上り、最多の米国の3,558人に次いで2番目に多かった。

日本 4〜6月期GDP 年率3.5%増に上方修正

内閣府が9月8日発表した2022年4〜6月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.9%増、年率3.5%増だった。8月に公表した速報値(前期比0.5%増、年率2.2%増)から上方修正した。
企業の設備投資が上振れシたことなどが寄与した。個人消費も速報値(前期比1.1%増)を上方修正し、1.2%増だった。

堀江謙一さんにギネス認定証 最高齢単独太平洋横断

兵庫県芦屋市在住の海洋冒険家、堀江謙一さん(84)の、世界最高齢ヨットによる単独無寄港の太平洋横断が、ギネス世界記録に認定され9月8日、認定証が手渡された。
堀江さんは今年3月末に米サンフランシスコを出発。66日間の航海を経て、紀伊水道に設定したゴールラインを通過し、83歳と269日の世界最高齢で、ヨットによる単独無寄港の太平洋横断を達成した。