理化学研究所(理研)、東京大学、東京医科歯科大学、京都大学の研究グループは10月27日、小型化、低コスト化した世界最速の新型コロナウイルスの全自動検出装置「opn-SATORI装置」を開発したと発表した。
同装置は、CRISPR-Cas13aと呼ばれる酵素と微小試験管を集積したマイクロチップを用いることで、新型コロナウイルスRNAを「1分子」レベルで識別し、9分以内に世界最速の迅速検出を可能とする全自動装置。臨床検体を用いた検証実験では98%以上の検出正解率を達成しているという。
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大阪万博に向け初の国際会議 参加国250人が一堂に
2025年国際博覧会(大阪・関西万博)に参加する国・地域が一堂に会した初の国際会議が10月25、26日、大阪市内で開かれた。同会議には参加を表明している計142カ国・地域のうち、世界中から100を超える国や地域の責任者ら約250人が出席した。
参加各国で大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を共有してもらい、建設工事やスタッフの宿泊などの計画を各国・地域などに説明するとともに、各国に出展に向けた準備の加速を促した。また、万博会場予定地の人工島・夢洲(ゆめしま)を視察した。
岡田直樹万博担当相は「世界150カ国・地域の参加を目標に掲げており、目標達成に向け詰めの努力をしていきたい」としている。