国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が8月2日公表した集計値によると、2月24日、ロシアによる軍事侵攻が始まって以来、ウクライナから国外に脱出した人が1,000万人を超えた。2日夜の時点で1,029万人に達した。その多くは難民という。
脱出先を国別にみると、ポーランドが508万人と突出しており、以下、ハンガリー108万人、ルーマニア95万人と続いている。UNHCRによると、ウクライナからロシアに出国した人も195万人に上る。
一方、ロシア国防省は8月2日、親ロシア派支配地域を含むウクライナからロシアへの避難民が305万人に達したと発表した。タス通信が伝えた。
ヤクルト村上 プロ野球新の5打席連続本塁打達成
最低賃金の引き上げ額 過去最大の31円,平均961円に
米ペロシ下院議長 蔡総統と会談 台湾支持を強調
医療現場の逼迫緩和へ検査証明求めないよう財界に要請
徳島文理大「ユーグレナ」の高速培養技術を開発
徳島文理大理工学部(所在地:香川県さぬき市)の研究グループは、微細藻類「ユーグレナ」に特殊な発光ダイオード(LED)光を照射することで持続的に高速培養できる技術を開発した。培養容器に通常の白色光に加え赤色から赤外光の特殊なLED光を当てると、ユーグレナが高速増殖モードに移行して細胞が高速で増えることが分かった。照射を止めても増殖モードは持続し、ユーグレナの細胞は従来の約2倍に増えたという。
ユーグレナ健康食品や化粧品の原料として知られているが、供給能力が現状ではネックとなっている。今回の新技術が実用化されれば、バイオジェット燃料の原料としても期待が高まる。同大は脱炭素につながる技術として今後、企業と組んで試験研究に取り組む考えだ。