インドネシア日系企業の72%がコロナで業績は前年の80%未満

経営コンサルティングの山田コンサルティンググループ(本社:東京都千代田区)が、インドネシア日系企業を対象にオンライン方式で実施したアンケート調査によると、2020年の業績が前年に比べ80%未満に落ち込むと予想した割合は全体の72%に上った。コロナ禍で「深刻な影響を受けている」と回答したのは64.1%。
同社は9月11~25日、ジャパン・アジア・コンサルタンツ(JAC)の顧客企業を対象に実施。有効回答数は159人。製造業が3分の2を占めた。

関西空港でPCR検査施設開設 渡航先で提出する陰性証明書発行

関西空港でこのほど、渡航先で提出するための陰性証明書を発行するPCR検査施設が開設された。PCR検査を担うのは関西空港ターミナルビルにある近畿大学医学部クリニック。
海外との往来制限が段階的に緩和される中、渡航先で新型コロナウイルスの陰性証明書の提出を求められるケースが増えているため、日本政府の要請を受けて開設された。
検査を受けるには、経済産業省の新型コロナウイルス検査センターのホームページから事前に予約する必要がある。結果は検査の翌日に判明し、陰性の場合、英文の証明書が発行される。費用は自費で4万円。検査数は現在1日10人。

ミャンマー コロナ感染拡大で各種制限措置を11/30まで延長

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、ミャンマーの新型コロナウイルス予防・制御・治療国家中央委員会は、外出時のマスク着用義務や午前0~4時までの夜間外出禁止、集会の禁止などの各種制限措置について、これまで緩和した措置を除いて、その制限を10月31日から11月30日まで延長すると発表した。また、国際旅客機の乗り入れ禁止,入国ビザの発給停止などの入国制限措置も11月30日まで延長した。
同国の10月28日時点の新型コロナウイルスの累計感染者数は4万9,072人、回復者数は累計2万8,636人、死者数は1,172人、総検対数は64万8,247人。同国では現在、感染が全国に急拡大しており、とくに最大都市ヤンゴンを中心に広がっている。そのため同国政府はヤンゴン管区のほぼ全域での自宅待機措置や、一部業種を除いた通勤禁止措置など厳格な移動制限を実施している。

日本のコロナ倒産は小規模合わせ累計680件に 10月最多更新

東京商工リサーチのまとめによると、10月30日16時現在、新型コロナ関連の企業破たんの累計件数は負債額1,000万円以上で646件(倒産587件、準備中59件)、負債額1,000万円未満の小規模企業倒産34件の合わせて680件に上った。企業の経営破たんは、いったん落ち着いたかにみえたが、10月は月間最多の105件発生し、6月の103件を上回り最多記録を更新した。

尖閣周辺の中国船航行 計283日で年間最多更新 領有権主張

沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で11月2日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは57日連続、年間では計283日となり、過去最多を更新した。
中国側は尖閣周辺で航行を重ねることで、自国が主張する領有権の既成事実化を図る狙いがあるとみられる。

アーモンドアイ 芝G1で史上最多の8勝目 日本競馬史に金字塔

競馬の天皇賞・秋(東京競馬場、芝2000m)は11月1日行われ、単勝1.4倍の1番人気に支持されたクリストフ・ルメール騎手騎乗のアーモンドアイ(牝5歳、国枝厩舎)が、フィエールマン(2着)、クロノジェネシス(3着)の追撃を退け快勝。史上初の芝G1、8勝(8冠、海外G11勝を含む)に輝き、日本競馬史に金字塔を打ち立てた。
芝G17勝(7冠)馬にはシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカ、ジェンティルドンナ、キタサンブラックなどの名馬がいる。

厚労省 一般住民1万人超対象に12月にも2回目の抗体検査実施

厚生労働省は一般住民1万人超を対象に新型コロナウイルスの感染歴を調べる2回目の抗体検査を12月にも実施する方針を固めた。6月に東京都、大阪府、宮城県で実施した初回調査に続くもの。
今回は初回の3都県を含む複数の地域で実施する。第2波の流行で感染がどれだけ広がっているかを把握することを目指す。
初回の調査では3都府県で計約8,000人に実施。抗体を持つ人の割合は東京都0.1%、大阪府0.17%、宮城県0.03%だった。

バングラデシュの新型コロナの累計感染者数40万人超え

バングラデシュの新型コロナウイルスの累計感染者数が10月26日、40万251人と40万人を超えた。また累計死者数は5,818人で、1日当たり20~50人確認されている。
感染状況を地域別にみると、首都ダッカが全体の28%と最も多く、中でもベッドタウンの市西部のミルプールで多くの感染者が確認されている。年代別では21~40歳の感染者が全体の54.7%と半数以上を占める一方、死者は51歳以上が全体の約7割を占めている。

バングラデシュの新型コロナの累計感染者数40万人超え

バングラデシュの新型コロナウイルスの累計感染者数が10月26日、40万251人と40万人を超えた。また累計死者数は5,818人で、1日当たり20~50人確認されている。
感染状況を地域別にみると、首都ダッカが全体の28%と最も多く、中でもベッドタウンの市西部のミルプールで多くの感染者が確認されている。年代別では21~40歳の感染者が全体の54.7%と半数以上を占める一方、死者は51歳以上が全体の約7割を占めている。

ベトナム 9月輸出入とも2ケタ増 縫製品輸出7カ月ぶり増加

日2本貿易振興機構(ジェトロ)によると、ベトナムの2020年9月の輸出は前年同月比16.6%増の271億6,281万ドル、輸入は同12.6%増の242億384万ドルだった。4、5月は輸出入とも新型コロナ禍に伴い2ケタ減となったが、6月から増加に転じ、9月は2ケタ増となった。
主要品目別にみると、輸出では1位の携帯電話・同部品は同4.0%減の52億1,367万ドル、2位のコンピュータ電子部品・同部品は同28.9%増の44億6,549万ドル、3位の縫製品は同1.7%増の28億833万ドル。コンピュータ電子部品・同部品は2月からの2ケタ増を維持した。縫製品は3月以降、前年同月実績を割り込んでいたが、7カ月ぶりに増加に転じた。