“宇宙エレベーター”実現へ 福島でロボット着陸実験

“宇宙エレベーター”実現へ 福島でロボット着陸実験

地上と宇宙ステーションをケーブルで結び、人やモノを運ぶ壮大な構想「宇宙エレベーター」の実現に向けた実験が8月14日、福島県南相馬市の大規模試験場「ロボットテストフィールド」で行われた。
この実験は、宇宙エレベーター協会(所在地:東京都港区)などが実施した。上空の気球から吊り下げたケーブルを伝って、四つ足ロボットを載せたクライマーと呼ばれる昇降機が上昇していく。そして、火星などに着陸することを想定し、上空約40㍍からロボットが飛び降り、パラシュートを開いて着地した。
宇宙エレベーターは、ロケットに代わる大量輸送手段として期待されるが、技術的な課題はまだまだ多い。同協会によると、実際に宇宙まで行けたとしても、着陸するにはパラシュートや逆噴射などを使った安全な着陸方法の開発が求められる。同協会では、理論的には実現可能だ。2050年までには実現したいとしている。

7月訪日外客数5.6%増の283万2000人 7月として過去最高

7月訪日外客数5.6%増の283万2000人 7月として過去最高

日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2018年7月の訪日外客数は前年同月比5.6%増の283万2000人で、前年同月の268万2000人を15万人以上上回り、7月として過去最高を記録した。
ただ、6月18日に発生した大阪府北部地震や、7月の西日本豪雨の影響で、訪日外国人旅行客全体の伸びは鈍化した。
市場別では、最大市場の中国が過去最高を記録したほか、15市場(台湾、タイ、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、オーストラリア、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン)で、7月として過去最高を記録した。ただ、韓国、香港は減少した。

本田 現役で異例のカンボジア代表監督に就任

本田 現役で異例のカンボジア代表監督に就任

サッカー、オーストラリア1部メルボルンVに加入したMF本田圭佑(32)が8月12日、カンボジアの事実上の代表監督に就任した。
首都プノンペンで行われた会見に出席し、同国代表スタッフに入閣するサプライズ発表。現役選手が一国のA代表の編成、指揮の全権を担う異例のものだが、無報酬という。
本田の監督デビューは9月10日に同国内で行われるマレーシア戦となる。ただ、本田は指導者ライセンスを持たないことから、本田に代わり専属アシスタントのフェリックス氏(30)が現場の登録上の監督となる。契約は2年。

インドネシア・ロンボク島地震の死者380人超える

インドネシア・ロンボク島地震の死者380人超える

AFP時事によると、インドネシアのロンボク島で8月5日発生したマグニチュード(M)6.9の地震による死者が387人に達した。インドネシア国家防災庁が11日発表した。
同地震により自宅からの避難を強いられている人々は38万7000人に達しており、負傷者は約1万3000人に上っている。しかし、現地の物資不足で、ロンボク島北方の山間部などでは発生から1週間近く経過した今でも、食料・水、医薬品が多くの被災者に届いていない状態が続いている。

マレーシアからの家きん肉を一時輸入停止 農水省

マレーシアからの家きん肉を一時輸入停止 農水省

農林水産省は8月7日、マレーシアからの家きん肉等の輸入を一時停止した。マレーシアの家きん農場で、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)の発生が確認された旨、マレーシア家畜衛生当局へ通報があり、日本への侵入防止に万全を期すための措置。

農水・経産省合同で輸出チーム 農産品1兆円達成へ連携

農水・経産省合同で輸出チーム 農産品1兆円達成へ連携

斎藤健農水相は7月27日、農林水産省と経済産業省が合同で、農林水産物や食品の輸出を促進するためのチームを同日付で創設したと発表した。政府は2019年に農産品の輸出額を1兆円にする目標を掲げており、達成に向けて両省の連携をさらに強化する。

ヤンマー サッカーベトナム代表のスポンサー契約を更新

ヤンマー サッカーベトナム代表のスポンサー契約を更新

ヤンマー(本社:大阪市北区)は、ベトナムサッカー連盟(以下、VFF)とサッカーベトナム代表オフィシャルトップスターパートナー契約を更新した。
同社は2015年にサッカーベトナム代表のトップスターパートナーとなり、同代表の活動の支援を開始した。2016年からは日本からターフアドバイザーを派遣し、天然芝の経験と知見を共有することで、「ヤンマーフィールド」(VFFの公式練習場)の天然芝改善に取り組んでいる。

2020東京五輪マスコット「ミライトワ」「ソメイティ」に決定

2020東京五輪マスコット「ミライトワ」「ソメイティ」に決定

2020年東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会は7月22日、大会マスコットを発表した。総計1万6789の日本国内や海外の日本人学校の小学生の投票の結果、オリンピックは「ミライトワ」(MIRAITOWA)、パラリンピックは「ソメイティ」(SOMEITY)に決まった。
ミライトワは「未来」と「永遠」という言葉を掛け合わせた、「素晴らしい未来を永遠に」という願いを込めた。ソメイティは桜を代表する「ソメイヨシノ」と、力強いという意味の「so might」から生まれた。桜を愛でる日本の心とパラリンピックアスリートの素晴らしさを印象付ける狙いがある。