新型コロナウイルス関連倒産227件に 発生ペース加速

帝国データバンクのまとめによると、新型コロナウイルス関連倒産は6月8日15時現在、全国で227件(法的整理152件、事業停止75件)に上った。6月1日に200件を超え、その後も速いペースで増え続けている。
業種別上位はホテル・旅館の宿泊業が40件と最多で、以下、居酒屋・レストランなど飲食業30件、アパレル・雑貨小売店17件、食品製造業15件、食品卸業14件、建設業8件など。都道府県別上位は東京51件、大阪23件、北海道18件、兵庫・静岡各13件、福岡7件、神奈川・愛知・長野・新潟・福島・広島各6件などと続き、全国39都道府県に広がっている。

USJ 3ヵ月ぶりに営業再開 年間パスポート保有の府民対象

大阪のテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、所在地:大阪市此花区)は6月8日、入場者を限定しておよそ3カ月ぶりに営業を再開した。14日までは年間パスポートを持っている大阪府民、15日から大阪府民、19日からは近畿2府4県に居住する人に拡大する。ただ、当面はそれ以外の地域に住む人の入場は認めない方針。
USJは、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、2月末から休業を続けてきた。8日の入場者は事前にインターネットで申し込んだ学生や家族連れが、QRコードをかざしてからゲートを通過していた。入場の際はマスクの着用が義務付けられる。

インド 新型コロナで1億2,000万人が失職 いぜん感染拡大リスク

複数のメディアによると、インドで新型コロナウイルス拡大に伴い断行された同国全土のロックダウン(都市封鎖)で、経済活動が停止した結果、全国で1億2,000万人が失職したもようだ。こうしたダメージとともに、懸念されるのが大規模な人の移動によるコロナウイルスの感染拡大だ。同国では都市部で失職した出稼ぎ労働者労働者が農村に帰らざるを得ず、その過程で感染者が広がるリスクがあるのだ。また、6月8日から経済活動が段階的に再開されるが、ここにも感染が広がる恐れがある。

新型コロナ禍で4月の消費支出が11.1%減と最大の落ち込み

日本の総務省がまとめた2人以上の世帯の家計調査によると、4月の1世帯当たりの消費支出は26万7,922円で、物価変動を除いた実質で前年同月比11.1%減となった。これは比較可能な2001年1月以降、過去最大の減少率。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言のもとで、外出自粛が続いたことで支出が減退、一部の”巣ごもり”消費の増にとどまったため。

アビガン治験 7月以降も継続 参加者が目標に届かず

新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「アビガン」の臨床試験(治験)が遅れ、7月以降にずれ込む見通しとなった。6月中に終了する予定だったが、新型コロナウイルス感染者数が急減し、治験の参加者数が現在目標の約7割にとどまっており、目標に届いていないという。投薬後に通常28日間の観察期間が必要なため、この治験の進捗次第では承認手続きがさらに遅れる可能性がある。

香港政府 海外からの入境制限を9/18まで3カ月延長を発表

香港政府は6月2日、入境制限および集合制限措置を延長すると発表した。新型コロナウイルスの感染経路が不明な事案やクラスターの発生が確認されているため。
これにより、中国本土、マカオ、台湾からの入境は6月7日までの期限を7月7日まで1カ月間、海外からの入境は6月18日までの期限を9月18日まで3カ月間それぞれ延長する。いずれも居住者や就労ビザがある場合など入境が可能な者に対する14日間の強制検疫は継続となる。
また、公共の場における9人以上の集合禁止措置は、6月4日の期限を6月18日まで14日間延長する。飲食店などへの制限は、テーブル間の距離(1.5m以上)、1テーブルの同席(8人まで、バーは4人まで)などは、6月4日の期限を6月18日まで14日間延長する。ディスコやサウナなどは引き続き営業停止。

コロナ感染予防ワクチン 21年前半の接種開始が目標 厚労省

厚生労働省は6月4日、新型コロナウイルスの感染を予防するワクチンについて、2021年前半から順次、国民に接種開始できるようにする目標を明らかにした。21年に延期された東京五輪・パラリンピックの開催前から、接種が可能になる体制づくりを目指す。
海外ではすでに10種類のワクチンの臨床試験が始まっており、国内企業も今夏以降に臨床試験を開始する計画が進んでいる。

東大 ゲノム編集で新型コロナウイルス感染症の迅速診断法を開発

東京大学は6月3日、国産ゲノム編集技術CRISPR-Cas3を用いて、簡単かつ正確にウイルスRNAを検出する新しい手法を開発し、新型コロナウイルス感染症の迅速診断法を確立したと発表した。このCRISPR検査法は、PCR検査法とほぼ同等の高い検出感度を持ち、抗原検査法のように精密な機器を使わず、最短40分以内で検査できるという。